「傍在」

アトムの座るカーペット


眼臓の様に付きまとう

不完全な現実モレキュール


ラジエーション

君に靡かせる好意は

他の好意の列に遮られる


スペクタル君に通じるものは

割れたアイオライトの欠片道

誰も彼もが目指す君だから

示す道しるべに遮られる


ニュークレウスに手を与え

咲いたそれに触れて腐らせて

展かれたまっすぐな快楽を

夜の肌の皮の下で見るといい

知り得ない色を帯びている


交わすメディアはセルフ-ジェネレーション

切り貼りして為した絵は

あちらそちらを向いて恋尋ね

コロラブルその傷胸が

パンクチュアルの夢を矯め

作り上げた殺人ジェネレータ


無は初期すべての母体内

一は万象かたちなき初顔

二は生命関わりも知らず

三は遍歴つぶてと変わる

四は帰結自己を盗り超る

五は貴方軈て弔うまでも

六はフェノメノンただ側にいる

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