第16話 花びらが降る時期(4月14日)
朝は暖かくなって気温が19度になった瞬間、もうすぐ春が終わる時期を迎えようとしていた。
今年の大阪駅の駅前通りの街路樹の桜は一気に散ってしまい、道がピンクの花びらのカーペットみたいになっていたのを見ると満開の桜のシーズンが終わるのってめっちゃ早いなっていう感じだったけど、来年の春も花見が出来たらいいなと心待ちにしながらウメキタの地下駐輪場に自転車を止めてから地下の商業施設周辺を歩きながら
――。
麻莉奈ちゃんと一緒に大阪駅の中央改札口の向かいにあるLUCUAの傍にあるセブンイレブンハートインに入ってWONDAのホットの金の微糖を買ってから(と言ってもその缶は少し温めだった)ホームへ行くエスカレーターの傍にある待合所で飲んで行く事にした。
「彩佳??何まじまじと見てんねん?笑」
「麻莉奈ちゃんは胸の大きさがEからFになったような感じがするかなと思って」
「そうなん??ビキニの水着着てみたいと思わへん??」
「めっちゃ感じる。そういうのを着てみたくなる感じやもん」
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