へび死して庭しづかなりばらの花

【読み】

へびししてにはしづかなりばらのはな


【季語】

へび(蛇)・ばら(薔薇)〈夏〉


【大意】

ヘビが死んで庭がしずかである。ただバラの花だけが鮮やかに咲いている。


【付記】

当サイトで活動されている青切さんの近況ノートの記事に影響されてよんだものである。


https://kakuyomu.jp/users/aogiri/news/16818093076593255695

 ↑

当該の記事へのリンク


要望があれば即刻リンクを削除するので、その旨お知らせください。


さて、ヒトにはヘビを怖がる遺伝子があるらしい。ほんとうだろうか。ヘビを怖れるひとは多いと思うが、ヘビは爬虫類のなかではむしろ人気の部類に入りそうなものに思える。


【例歌】

恋すればうら若ければかばかりに薔薇さうびの香にもなみだするらむ 芥川龍之介


【例句】

立ち寄れば蛇の横切る清水かな 素丸そまる

蛇のすしもくひかねぬなり江戸女 一茶


朝茶飲む僧静かなり菊の花 芭蕉

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る