第28話サハラに死す。かも・・・

失礼を承知で言うと、随分発展したんだなネケナ?」


ネケナ・アズブイケが僕の恋人だった。


凄惨なテロリズムが起こる前は…。


ネケナは、ナイロビの看護師学校にあと4年通学すれば資格取得を修了出来る筈だった。

「ジュニアハイスクールの時にサハラに死す。という本を読んだ。

日本人の神温雪タカシが二瘤ラクダのサーハビーを相棒にしてサハラ砂漠のシルクロードを旅する物語で、いよいよ砂漠の終点という時に相棒ラクダのサーハビーが、渇死したんだ。

悲しみの余り主人公の神温雪タカシもサーハビーを追随し、サハラの夜明けにアレグ族のコーランを聴きながら亡くなる…。こんな物語なんだ!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る