情報資料02-01 人種(更新)

人間

 惑星クブアにおける人類種。

 一つの頭部と二つの手足を持ち、二足歩行を基本とする知性生物。

 雌雄を持ち、一対の番によって繁殖する。

 一対の番から産まれる子供の平均人数は3.1人。


獣人

 惑星クブアにおける人類種。

 一つの頭部と二つの手足を持ち、二足歩行を基本とする知性生物。獣を模した耳と尻尾を持つ。

 雌雄を持ち一対の番から繁殖する。

 一対の番から産まれる子供の平均人数は6.3人。

 一夫多妻が基本であり、多数の子供をもうける。

 人類の研究によって生まれた人造生命体を祖に持つ。愛玩用として飼われていた時代もあったが、現在は人として認められている。


電子生命体

 エネルギーと情報で構成された実体のない身体を保有する新種。

 発見例が極めて稀であり、現在サクヤと呼称される個体のみが確認されている。

 あらゆる情報をデータとして備蓄する性質を持ち、機械から機械へと新しい身体に乗り移る。

 繁殖方法どころか繁殖行動を行うのかも不明。


ガーランド

 一つの頭部と二つの手足を持ち、二足歩行を基本とする知性生物。

 銀河系に多くが生息している。

 クブアの人間に酷似しており、人間と呼んで差し支えない。それ故に貪欲な性質を持っており、様々な理由で様々な場所に赴く。


シーリング

 一つの頭部と四つの手と二本の足を持ち、二足歩行を基本とする知性生物。

 銀河系に多く生息している。

 クブアにおける人間に酷似しており、イカの頭に見える頭部はヘルメットであった。副腕と呼ばれる二本の隠し腕を持っており、隠し腕の一撃は鋼鉄の鉄板をへこませてしまうほど。

 海洋惑星の出身であり、定期的にナトリウムの摂取が必要。

 上位種族であるシースケイルの命令に従って行動するが、血の濃さに応じて命令権が働かなくなる。


シースケイル

 惑星アルフォリアの天上人。

 容姿のデータはなく、確認できた情報は「シースケイルは鱗を持っている」のみである。

 同惑星のシーリングと呼ばれる種族に対する絶対命令権を持っている。


カチメンツ

 一つの頭部と二つの手、四本の足を持つ。惑星サワモンドに住まう岩石のような知性生物。

 鉱物を主食として取り込む。

 食した鉱石が体内から精製され、不純物のない精製物が採取できる。そのため襲われたカチメンツが生存していることは稀で、その殆どが宇宙空間で小惑星に擬態していた。

 無呼吸で頑丈な身体を持つが、衝撃には弱い。


オレンヒト(更新)

 一つの頭部と二つの手足を持ち、二足歩行を基本とする知性生物。

 獣の頭と尻尾に目が行くが、高い身体能力を持っており、それぞれの部族毎に違う獣を思い起こさせる顔立ちをしている。


オレンヒトの確認した部族

 ダイレン族

  人目を引く毛並みを持つ部族。42番宙域8番コロニーにてターミナルを受け渡した女性がダイレン族と確認。

  男性のダイレン族はタテガミがあり、男女で体毛の長さが大きく違う様だ。


 シュービット族

  細身の身体が特徴で足が速く、手先が器用な者が多い。取調室で確認。


 ランクル族

  非常に優れた聴覚と小柄な体躯が特徴。その聴力は、防音室の中で動く者の位置を把握できるほどである。アイドル発掘番組にて確認。


インセクティア(更新)

 一つの頭部と複数の手足を持つ知性生物。

 確認された個体は鎌のような二本の手と、六本の足を持っていた。

 居合わせたシーリングのケンによると、個体によって姿形に大きな差異がある。


確認した種

 フラマンティス種

  二本の腕に生えた鋭利な刃物が特徴。刃物が大きな個体ほど女性にモテる。


マッシュウッド(更新)

 全なるもの、一にして全。

 全てのマッシュウッドが一体の個体から生まれており、残りの個体が子機の様に働く。

 時おり自我を持った特殊個体が産まれるが、大量生産品とみられ差別されている。

 その体は菌で出来ており、菌類から進化した唯一の生物と見られている。

 全身の菌が喪失しない限り、復活を繰り返す。

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