銀併の歌姫様

情報資料01-01 惑星（更新）

　惑星クブア

　かつては標準的な人間が住まう自然豊かな水の惑星であった。度重なる惑星開発の影響で、人類にとって有害な毒素に汚染され他惑星へと退去。放置されていた。

　本惑星から人類がほぼ完全に撤去し、取り残された人々の人権が考慮されなくなった百年後。理論だけであったアルクビエレ・ドライブの実証実験により消失。人類の感知できない存在となった。

惑星ユーレジア

　惑星クブアから移住した新たな本星。困難な時代に即した体制を取るべく、惑星クブアの国々が一つの政府となって、議員制の政治を運営している。内部経済に集中出来ると思われていたが、ミューレニア帝国の胎動に因ってご破算になった。

　現在はミューレニア帝国を支援している議員が処刑されるなど内線の目も絶えず、敵国であるミューレニア帝国や宙族の攻撃によって経済が低迷している。

惑星アーゲン

　ミューレニア帝国の治める小さな惑星。国土は惑星ユーレジアの半分以下であり、国力は六分の一程度である。

　攻撃的な性格の者が多い国民性を持っており、これは建国当初が宙賊の集まりであった事実に起因するとする説もある。

　戦闘に長けた技術体系をしており、快適な暮らしよりも優先して研究される為、払い下げられた武装が宙族の元に流れている。

惑星アルフォリア

　シーリングとシースケイルの暮らす海洋惑星。シーリングのケンとの接触により、他惑星と積極的な交流をしていると推測。

追記

　総人口51億人が暮らし、海が99%を占める海洋惑星。シースケイルという上位種族が政権を担っており、シーリングがその下の存在として冷遇されている。

惑星サワモンド

　鉱石生物てあるカチメンツの本星。カチメンツの主食となる鉱石が豊富であると思われる。

　ブロック工法という画期的な造船技術を有する。

追記

　カチメンツの旺盛な食欲が原因で、惑星の形成を保てなくなっており、住居惑星としては既に廃棄されている。現在はブロック船の造船設備を備えた工場として利用されている。

惑星グランネスス

　蟲人種族インセクティアの住まう惑星。

追記

　人口測定不能。

　多彩な外見を持つインセクティアは卵生で一度に数十人が誕生する他、成人が早く惑星外に旅立つ者も多い為、人口の増減が激しい。

　気候は安定しているが数年に一度の巨大な砂嵐が発生し、インセクティアは「嵐の試練」として成人の儀式を行う。

　惑星全域が砂に覆われた乾燥地帯で、水の輸入を盛んに行っている。

惑星ウクランド

　菌生種族マッシュウッドの住まう惑星。

　宇宙において恐らく唯一、木造船を建造販売している。

追記

　人口定義不能。

　惑星全体で霧が発生しており、陽の光が入る事は少ない。水分が豊富なものの湿気が多く、住居惑星には不向き。

惑星デアン

　一般的な人間種族（ヒューマンタイプ）ガーランドが住まう惑星。

　ガーランドは好奇心の強い性格らしく、多様な惑星に入植している。ここはその本星である。

追記

　歴史上初めてガーランドの存在が確認された惑星で、気候が非常に安定しており多くの種族に適した居住惑星と思われる。

惑星ビートファング

　獣人種族オレンヒトの住まう惑星。

追記

　最も多くの種族が存在するオレンヒトの楽園。

　不安定な気候が多様な進化を齎した。それはオレンヒトにも当てはまっており、インセクティアには劣るものの様々な姿のオレンヒトが存在する。