情報資料03 人物

サクヤ

 荒れ果てた惑星クブアで誕生した電子生命体。

 生まれた当初はガイドノイドと呼ばれる案内ロボットに宿っていたが、新品の護衛用メイドロイドを発見し新しい乗り換えた。その際にメイドロイドの機体名「月花サクヤ」の名前からサクヤと名乗る。

 趣味と呼ばれるものに興味を持っており、現在は廃墟で見つけたMDミュージック・デバイスを弄っては作曲している。


タマ

 元は量産された運転補助装置サポートボールだったが、ツカサ・カドイチの改造によって明らかに異常な個体となった。

 恒星の欠片の別名を持つヤタチニウムをエネルギー源として備えている。人型機動兵器uniユニティブ、ブラック・ローズのエネルギー源兼操縦のサポートをしている。

 なおタマという名前は、球体だからと名付けられた。


ツカサ・カドイチ

 ユーレジア連合国軍、技術解析部、ユニティブ解析班所属の技術中尉。

 年齢は不明。性別は男。

 「百年も放置されれば誰も生きていないだろう」という杜撰な計画に異議を唱え、友人と共に生き残りを救うべく行動を起こした。

 生き残りがいたのか、或いは脱出出来たのかは不明。

 タマ、ブラック・ローズの生みの親。

 ペータルという芸術点の高い、花弁の残光を残す推進機関を開発した。実はこのペータルの花弁は、特定環境下で発生する現象を再現したもので、ペータルの残光に接触すると接触部分が融解を始める。

 この現象はタマによって制御され、現在はただ綺麗な残光に過ぎない。


ケン・オーダー

 アルフォリア人のシーリング男性。

 アルフォリア政府の命令を受けて、惑星クブアの調査に派遣された調査員。

 操縦、修理、算譜編集プログラミングなど多彩なスキルを有する。

 年齢は34歳、シーリングの父とオレンヒトの母を持つハーフだが、実は母の父はガーランドであったためクォーターでもある。

 シーリングの血が薄い為、シースケイルへの不満を隠す事なく表に見せる。そのせいで危険度の高い仕事を回されるが、柔軟かつ強靭な肉体と頭脳で生還を果たし続けている。

 その為、安全が確定するまでは決して防具を外さない。

 シーリングにとっては、準英雄の様な人物。

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