第二章 《毒》
第7話
「ここが、その現地ですか。」
探偵は、その現場に来ていた。
現場は、避難所。地震による被害を受けて道が封鎖され孤立していた。
この避難所から生き残ったのは、あの彼女ただ1人だった。
ようは、重要参考人ということだ。
犯人は別人だったため、現在は釈放されているが。
「なるほど…」
資料にもあったが、やはり手軽に手に入れることのできる毒が使われている。最初から彼女になすりつけるつもりで行ったのだろう。
「おや…これは…」
探偵は、その場に一つの足跡を見つけた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます