(二)-19
仲間である特区外の人間にもクソみたいなろくでなしがいることは確かだ。しかし、特区の中の人間や為政者たちのやり方には、我慢の限界がきていた。
地下室に降りると、まだ早朝だったこともあり、ここでいつも作業をしている三つ編みの三木里々(りり)はいなかった。部屋が暗かったので階段の脇の壁に付いているスイッチを押して灯りをつけた。
(続く)
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