コメント失礼致します。

　『9マイルは遠すぎる』にリスペクトというキャッチコピーに見事に惹かれ読み始めましたが、なるほど、本家に劣らぬ論理展開。何度も『9マイルは遠すぎる』に挑戦しようとして砕け散っている私ですが思わず唸らされました。

　あと、タイトルも好きです。主人公の語り調子も好きですね。4.7キロ、確かに少し遠そうです。

　以下邪推です。

　主人公が繰り返す『生産的』、アナウンスをとっかかりとした推理、そして『偽札事件』。米澤穂信先生の短編、『心当たりのあるものは』(『遠回りする雛』)をオマージュされたのかなと思ったり思わなかったり。

　兎にも角にも、とても面白かったです！

主人公が論理的に考察し、
導き出された答えに
なるほどな、と、納得していたら
オチで良い感じに肩透かしを
くらいました😊
面白かったです。

何故、
そこにカメラが仕掛けられていると
お店の人が気付いたのか？

が、個人的に
気になりました(笑

盗撮魔が先に捕まっていて
警察から連絡来たのかな？

『9マイルは遠すぎる』オマージュというところに惹かれ、拝読しました。結果は、期待を大きく越えていました！論理がとてもよく練られていて、引き締まっています！
正直『9マイル』は今の僕には書くハードルが高く尻込みしているのが現状なのですが、パンざわ様の料理の仕方に舌を巻きました。最後の「殺人事件じゃないんかい」なオチ、クスッと笑わせていただきました。
以下は無視していただいても結構なのですが、一つだけ気になったのは、段落の間の1行開けが少ないことです。文字がギュウギュウに詰まっていて、少しマイナスに働いていた印象です。文章自体はとても読みやすいのでスルスル読めはしたのですけれど。
何はともあれ、応援しております！