鳥よ

灰色の墓標群

そう見えるのだろうか

この街は

風を切る鳥よ


地上に生きる人間は

限りなく小さく

空は限りなく広い


天と地の狭間に吹く風を

からだに感じながら

風を切る鳥よ


自由の軽さ

存在の軽さ

命の軽さ


羽根のように軽く

花弁はなびらのように軽く


軽やかに空を舞う鳥よ


https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16818023213324016129

https://www.youtube.com/watch?v=oGlhjqvSuWs

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る