7
雪が、降っていた。
空を、見上げていた。
肩に、雪が溶けていた。
ただ、静かに、なるままに。
昨日は雨が降っていた。
今朝はあられが降っていた。
今は雪が降っている。
ただ、静かに。
雪が、私の顔を打つ。
今日は、風があるみたい。
私の髪を巻き上げて、
知らぬ顔で去っていく。
明日は、どんな天気だろうか。
明日は、どんなことが起きるだろうか。
どうなるのだろうか。
希望に満ちた日になるのか
挫折を味わう日になるのか
私たちはまだ知らない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます