第4話 イラスト
こんにちは。
今回で四回目になりました。とりあえず、イラスト全般について書いてみます。
私が思うに、漫画の絵柄にも流行りがありますね。例えば、髪の毛のツヤベタも流行りの塗り方がその時代ごとにあったりで。昭和五十年代だと、髪の毛全体をインクや筆ペンなどで塗りつぶし、上から白いインクを塗ってツヤを出すという手法が使われていたようです。
それ以降はツヤベタを塗る際に紙の白さを活かしていますね。下絵の状態の時にツヤの部分を書いておき、それ以外を塗りつぶすという手法が主流の時代が数年前まであったとか。
現在はデジタル式で漫画の原稿を描く方が多いようですね。デジタル式は生憎、詳しくはないので割愛しますが。
また、道具類で言うと。漫画ではいろんな道具を使います。下絵なら、シャープペンや鉛筆、消しゴムですね。ペン入れなら、Gペンや丸ペンにカブラペンなど。主にGペンは人物画だと、顔の輪郭や鼻に口、体の線や衣服の際に使います。丸ペンは瞳や眉毛、髪の毛で使うペンになりますね。カブラペンは漫画のコマの線引きで使うのですが。
仕上げにスクリーントーン、筆ペン、ホワイトなどなど……。ちなみに、スクリーントーンは背景や人物の髪や衣服、影をつけたりする際に使います。私もアナログ式だった頃に使いました。
トーンは最初に、専用のナイフかカッターナイフで貼りたい箇所の形や大きさに合わせて大まかに切ります。んで、その箇所に貼り付けたら、余計な部分をさらにカットして。ぴったりと合わせ、ヘラなどでゴシゴシと擦りながら、固定します。これで滅多な事では剥がれにくくなりますね。
筆ペンは先述のように、髪の毛のツヤベタに使ったり、夜の暗闇を表現したりする際に使います。ホワイトは絵の修正や瞳の光入れなどに使っていました。
こうして、書いてみるとなかなかに細かい作業が多いですね。
話が逸れましたが、他にはティッシュペーパーや定規、漫画用の用紙、羽状のペンなど。けど、これを全部揃えるのはかなり値が張ります。私は代用品でカバーしていますがね。
着色もとい、カラーイラストについても。色鉛筆やカラーインク、専用のペンなど意外と使う道具は多いです。
結構便利なのがコピックというマーカー状のインクが入ったペンですかね。全色揃えるのは一苦労ですが、必要な色だけ買うのも一つの方法としてはありかな。
昔は使っていましたね。本来はカラーインクって、筆やらバケツ、キャンバスなどが必要なんですが。私は使わずに、もっぱら下絵→ペン入れ→着色という手法でやっていました。現在はデジタル式なので楽っちゃあ楽ですね。
それではこれくらいにします。失礼します。
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