たわごと.9 ファンタジー……要は基礎部に現実世界との接点をもうけているか否か——


 お恥ずかしながら、最近、Discordなるサービスがあることを知りました。

 なんであれ、セキュリティやら後のことが気になって、なにかひとつ始めるのにも、一喜一憂してしまう性分です(ヘタレ主張は伊達ではないのです)。

 やってみなければわからないものですが、怖いものは怖いのです。わからないから怖いのでしょうけれども、こういった方向のものは、背景にある世界が広すぎて目がくらみます。

 はじめは小さな一歩でも、自分の手には負えない状況に陥りそうな予感がしてしまうのです。

 みなさん、関係の構築・交流にその種類のものを大いに利用するのでしょうけれども、よりによって、ボイスチャットかぁ……

 この通り。考えがゆるくて浅いうっかり者なので、些細なとちりが命とりになりそうで、なかなか手を出せません。

 

 いきなり題と関係ない出だしになりましたが、それと検索するきっかけをもたらして下さった御方(元編集者だった方だそうで、〝にーどれす様〟とおっしゃいます)のエッセイをうかがったことでの気づきになります。


 わたしが問い方を間違えた結果だったりするのですが、論点がずれてしまっているなかにも、それと思い知ったのです(〝本質的〟や〝二択しかないのか〟とたずねましたので、その分野の根幹的な部分を説いてくださったのだと思います。ご迷惑をおかけしてしまいました💦 いまだに読み違えていたら申し訳ないです😰)。


 わたし的には、ハイだろうとローだろうと描きたい世界・物語を形にしていれば、それで楽しい感覚でいたのです。広い意味でのジャンルを指定しておくなかに、そのへんの細々とした判断は、読んで下さる方におまかせでいいと思っておりました。

 けれど、基本をちゃんと抑えていかなければ、方向を間違えて脱線してしまうこともある。

 描きたいそれが、こっちと接点を持たない世界であるなら、現実事情の混在はいただけないということなのですよね(何を書くにせよ、しっかりコントロールしろと)。


 現実世界といっさい交流のない世界を書いているつもりでいる場合は特に注意しなければならないと、再認識いたしました……(いちおう、気を付けてはいたのですが、甘さがあったのです。やってしまっている部分がありました/あくまでも単語や慣習のレベルですが、そのへんに関しては、どこまで許容されるのか把握しきれておりません……←と、後日追加記載)。


 こちらと接点のない世界を表現しているところで、(こっちの存在をそっちに飛ばせるにしても、向こうのものが)こっちの事情を出してしまったらそれは、パロディになちゃうんですよね(いや、パロディも好きです。番外編では明らかにやらかしております。〝なむなむ〟はともあれ。野菜名は故意でした)。


 はじめからその路線でいく手もあって、ものを書く楽しみ方はいろいろだけど、切々と語っている場面でそれをしてしまうと〝違和感〟に繋がるのですよね。


 さらには、ジャンルに関係なく、設定に裏を持たせたまま進めたい時などは注意が必要だということ。


 それという匂わせも、それが予測できる流れや状況・幅も奥行もない場面で、読み手に、



「なんで、このキャラがそれを知っているの?」


「あんた、そこの世界の人間なはずなのに、地球こっちにいたことでもあるの?(後のこれは、ハイ分野を徹底している物語では完全なるNG。最終的に接点を持たせるつもりでも、あつかいや頻度に注意が必要です)」



 と、いうような疑問を抱かせたまま長期間、放置してしまうのは危険なのです。


 ずーっと後まで隠しておきたい事柄でも、見せずに表わす進めるには、巧妙に構成をくみ上げるセンスと技術が不可欠になる。


 作り手が作為していて、ギャグ・コメディ・パロディではなく、その場の思いつきでなんとなくそうしたのでもなければ、その疑問をもたせたくて(もしくはキャラに勘違いさせておきたくて)そうしているわけですが……webでなくても、問題にされそうな部分です。


 そういった方向には、ミステリーやオカルトが強そう(謎的なものをあつかう分野なので耐性がありそう)です。


 わたしの頭がゆるいのか、ドキュメントや記録文や論文、ノウハウでもなくば、「つまるところ、みんなファンタジーでしょう」「歴史だろうが文学だろうが、それが小説なら、多かれ少なかれ空想・構想を含んでいる」と考えてしまうのですけれど、世の中には分野・区分というものがあるのです。


 分類・便覧・定義は、知識や文化を受け継いでゆくうえでの人間の知恵にして脚色。

 混沌からの脱却へむけた指針にして、数字や絵、ジェスチャーにも似た伝達の目安。数あるなかの道標です(他にはきっと、法とか道徳、礼節など……)。


 この場で、手段として用いているのは文字・文章なのですし、

 他者に伝えたければ、読んでもらいたければ、理解がほしければ——無視できるものではないのです。


 枠にとらわれ過ぎることもないと思いますが、(読まれる機会があっても)はずし過ぎると受けいれられないんですよね。


 親しい中にも礼儀あり。自由な中にも定義規則ありといったところでしょうか。

 うまく、制御できるように。くわえて表現できるようになりたいです……(駄文で申し訳ありません)。



 あと、お邪魔コメントしてしまったその場で、カッコのあつかいについて、ご見解をいただきました。

 この上もなく、ありがたかったです。

 結果が自分にとって好都合だったので、自己中にも不徳も度返しに舞い上がりましてございます。


 あまり一般的でないカッコでも、読者を惑わせるような使い方をしなければ、ほどほど看過していただけるようです。

 文体や記号といっしょで、使い方次第のようです。

 とにもかくにも、【読み手が第一】という印象を受けました(構成するにせよ、世界観を築きあげるにせよ、基本を中心に述べておられるので、ズレた感想かもしれませんが、つまるところはそうなるだと思います)。

 これが存外、むずかしかったりします。

 客観性が足りていない証拠です。それゆえの読む行為推奨の現場なのでしょう(むろん、運営様側としては、勧めることで閲覧回数を増やす目的もあるのでしょうが、利口な手段・一挙両得です)。



 つまらない話題失敗談をとりあげてしまって、申し訳ありません。

 ここでまた、ツギクルさん発、ファンタジーブレインくんに診断していただいた結果をご報告をいたします。


 第五章 【暗影】まで分析していただきました。


 前回から15ポイントupで、481ai です。

 届くかどうかもわからない中間ポイントまで、あと14ai です。下降しなくてよかった😊

 でもあいかわらず、ファンタジー要素がグラフに見えて来ないです。



 歴史・時代要素 15%

 SF要素    14%

 ミステリー要素 11%

 恋愛要素    10%

 青春要素     8%

 その他 要素   42%



 どこへ排除されたのか、【時代文学要素】が露と消えましてございます(よくわからない部分でしたが、失われてしまうと、なんだか寂しい/ないものねだりです (˘・_・˘))。


 特徴語で、〝祇〟の字が強調され大きく表示されていたので、見た時は笑ってしまいました。

 かばん語にしてしまっているとはいえ、出現率は同じくらいだと思うのに、どこまでも〝稜威いつ/りょうい〟は無視ですか。ちゃんと現存する熟語なのに……。

 この調子だと〝法具〟あたりもいずれ強調表示されそうです(人称などは、それと出にくいよう、はじかれている気がします。どのくらいでそうなるのか判定の基準がわかりませんが……)。

 


 余談として。

 近況ノートでも報告したことですが、悩んでいた組織の中枢の規模、3000平米ほどとしていたところを7000平米程度に変更することにいたしました(まだ本文の方は修正しておりません💦)。

 隣接する円庭の規模は、もとより、中央それよりいくらか小さめくらいにしか考えていなかったりします。そのうち明確な数字を決めなきゃな……とは思っております。


 ところで、こっちの単位を、こちらとは接点がないとしている向こうの世界で使うのは容認されるのでしょうか?


 ファンタジーでも、ライトノベルではよく見かけたと思います。

 海外作品でもフィートとか、ふつうに使われていることだし……セーフのような気がしてもいるのですが…………ううう。疑問が尽きない。


 フォローや☆って、あつかいが難しいです。

 深く考えず、気軽にするべきなのかもしれませんが、さほど知りもしない方を〝つかまえておくために〟するのは、ちょっと違う気がしますし、悩んでしまいます。

 軽快にあつかうのも一興と思わないでもないのだけれど、きっかけは、きっかけとしても、なにか違う気がする。


 してもらえれば、うれしいです。そんなに重く受けとめずにしてもらったら、返すものなのかもしれなけれど…………我ながら、難儀な性格しております。

 交流下手です…………(˘・_・˘)

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