第2話 田舎村

 僕は田舎の村に居る、畑仕事は楽しい、村もいい人ばかりでさあ今日はジャガイモの周りの草取りもしないと、もう少ししたら収穫出来そうだな






「ん、何だ珍しい魔獣だな」




 遠くから、村の子供たちが騒ぎながら走ってくる




「お兄ちゃーーーん大変ーー」




「どうした!!レナ」




「魔獣いつもより多く要るの」




「何匹いた、村の大人は」




「それが自衛団が押さえてるけど、数が多くて、たぶん十匹ぐらい」




「わかった、僕も行ってくるよ、レナ達はいつもの小屋に行きなさい」




「うん、わかった」




「兄ちゃんも怪我するなよ」




「ああ、レンも早く行け」




「風を舞え、舞え風を舞え」呪文を唱え風を操り、足下に風をだし飛行体制に入り、自分の腕に風をまとわせ魔獣えと向かう




「みんな離れろ風を放つ」自衛団の皆がその場から急いで離れた、風が上から降り注ぎ魔獣たちが次々と倒れていき、息のある魔獣に先程手にまとわせた風で止めを指した、周りには魔獣の死体と血で赤黒く染め上げた




「みんなー、終ったよ」




 木の影から自衛団が姿を現した




「いや~助かったよ、それじゃみんないつものように」




「「「「「は~い」」」」」




 すると皆がいつものように血の付いた木の皮を剥ぎ、魔獣の遺体を運べるように切っていた




 自衛団の隊長がみんなに「いや~、今日は魔獣の焼き肉だな、ハハハ」




 こう言う毎日も悪くない、そう思いながら魔獣の肉を解体していた


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