第147話 この問題は123話から続いている

 一度終結したのに、蒸し返した自己犠牲の人がいるから。

 再三言うように、俺はこの国語辞典を引かずに言葉の意味を履き違え、俺に検証されている自己犠牲の愛に溢れた【注意喚起】を発信した人に関してはまったく腹は立てていません。

 ただ謎が多すぎて、俺を釘付けにしている。

 推理小説が大好きな俺としては、その謎を解明したいわけよ。


 それに注意喚起は沢山の人に知られることにこそ、意味がある。だから別に問題ないよね。


 さて、注意喚起の中の興味深い一文「面倒なのは、比較的影響力の強い自称スコッパーを巻き込んで」の部分に気になる点がまだあるんだよね。


 面倒なのは?

 つまり、俺を巻き込むと面倒なことになるわけ? 何故?

 正論ばかり言うから?

 それは反論できないので面倒だねぇ。俺も自分には目を付けられたくないなぁ。暴かれたくないことも浮き彫りにされそうだし?

 

 しかし面白い文書だよね、これ。

 自称をつけた理由はなんだろう?

 自称無職って結構面白い言葉だと思っていて、職を証明するのは難しいけれどそれ以上に無職を証明するのは難しいのではないか? と感じている。


 それはそれとして。

 余計に面倒なことにしたのは、この注意喚起の発信者なのではないか?

 賢い人ほど黙っている。相手を刺激しない。俺は賢い人ではないので、黙る気は毛頭ない。

 今はこの謎が多き注意喚起文に興味津々なのですよ。


 さて、ここでね。

 「レビュー&作品紹介師」と明言したら一発で俺だってわかったはずなんだよ。じゃあ、何故そうしなかったの?


 注意喚起と言うならは、規約上相手の名前は出せなかったとしても、何かしらヒントを出すはず。

 だって相手が誰だかわからなければ、気をつけようがないでしょう?

 なのにぼかしをきかせた。何故か?

 それはその文にヒントがある。

「面倒なのは」これだよ、これ。


 俺に見つかると面倒だから!

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 残念ながら、見つかっちゃったね。諦めてください。面倒は避けられません。

 しかし、俺がこのように発信することによってあなたの願いは叶うでしょう。俺がやべえやつと認知されます。

 やったね!ベイベー

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