第39話 あなたとカフェで
エッセイを書いている人はたくさんいると思うの。当たり前だろ! って言われそうだけど。
でもエッセイを書く時の心理ってそれぞれ違うと思うんだ。
人に教えたいと思う人もいれば、自分の考えが合っているのか不安だから公開する。賛同者が欲しい、単に話を聞いて欲しい。想像できるのはこのくらいだけど。
じゃあ自分はどうなんだろう? って考えてみた。
イメージ的にはいつものカフェでいつメンがいて。
『昨日ぶり。今日はこんなことがあったよ』
こんな感じなんだよね。
どんな思想も体験も自分が中心なのは当たり前。当たり前ではあるけれど、カフェには他のお客さんもいるよね。
だから自分の思想を話すことは許されることではあるけれど、誰に対しても否定的にならないように注意はしている。
何故なら自分を知らない他人は、合わない思想を受けた時、なおさら否定されている気持ちになると思うのよ。
だからいつも、いろんな考え方をする人はいるけれど自分はこう思うという言い方をする。
思想を話したい。でも、それによって思想の違う人を傷つけたいわけではないから。
回りくどい言い方になってしまうのは、合わない人を意識しているからなんだよね。
どんな主張にも必ず反対派はいるの。自分がどんなに正しいと思っても。
正義は自分を中心として展開されるものだから。
おっと、時間だ。
午後もがんばろ!
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