Personal daily life that doesn't matter

第21話 非常に残念だなと思った話

　あるエッセイを読んでずっと感じていることがあるんだよね。

　まず、こういった小説投稿サイトには傾向があって、自分の作品の位置づけって言うのはなんとなく把握できるようになっている。

　その位置づけは簡単に述べれば、誰が読むのものであるのか？　ということ。

　自分はいろんな場所でエッセイを書いているけれど、DAYSだけは年間ランキング上位に載っていた。現在は不明。

　最近は更新も滞っているので。

　そのDAYSのエッセイに関しては読み手の数とPVがあっていないので(放置していても日間平均200pvくらいついていた)、どう考えても通りすがりの人がクリックしている可能性が高い。

　つまり、読んでいる人が自分に対して好意的とは限らない。

　アルファポリスに関しては、恐らく小説を読んでくれている人が関連内容をちら見していくんだと思う。

　こちらもPVとお気に入り数が合わないので。

　ではカクヨムってどんなところなのか？

　読む気がなくてもお気に入りしておく人もいるし、更新一覧や関連作品として表示された時にちら見していく人もいるけれど、基本は自分に対して好意的な人たちなんだよね。

　カクヨムはランキング上位でないとたくさんの読み手がつき辛い場所でもある。すなわちほそぼそと活動したい人にとっては治安の良い場でもある。

　なにがいいたいかというと、エッセイを読んでくれている人たちはその人の考え方に賛同寄りってことなのよ。

　もっと端的に言えば、その人に対して好意的だから読んでる。

　思想の方向性は同じ方を向いているということなのよ。

　それは例えば『思いやり精神』は大切だと考えている作者に対して『自分もそう思う』と考えている人が読んでる。

　なのでエッセイを書く時は、読んでくれている人たちは自分と同じく思いやり精神を大切にしている人たちと意識をしたとしても、思いやり精神は不要と考えている人たちだなんて思わないはずなのよ。

　例えばこのエッセイだって、顔なじみの人たちが読んでくれているのは一目瞭然なの。PVは行っても20くらいしかないので。

　自分の大切な時間を使ってまで、こんな個人的で役に立たないしょうもない話しにつき合ってくれる人たちは、友好関係にあると言っても過言ではない。

　だから皆さんのことはとても大切に思ってます。感謝しかない。

　話が、ずれてしまったけど。

　そんな風に自分に対して友好関係にある人たちに向かって、この人はなんてことを言うんだろう？　ってずっと思っていたの。

　上から目線だし、まるで読んでいる人たちが思いやりのないような言い方をしている。

　自己主張をするのは自由。でもね、もっと読んでくれている人たちがどんな層なのか考えたらいいんじゃないの？　って思った。あんな失礼な物言いをしていて、それでもコメントを残してくれる人たちは非常に大人だなと感じた。

　それは思いやりのある行動なの？

　凄く意見の押しつけにも感じるし。

　人はね、生きてきた人生の中で価値観が培われていき考え方が決まる。

　だから人それぞれ考え方が違うのが当たり前であり、それは尊重されるべきなの。

　他人に優しくする。認めてあげることがすなわち認められることでもある。

　トゲトゲしく自分はこう思うから、こうすべきって自分に対して友好的な人たちに言うべきなの？

　なんかおかしくない？

　戦争でもする気なんだろうかとしか感じないのよ。

　自分の意見を述べられることは素晴らしいと思う。でも、賛同はできない。

　世の中には色んな人がいて、考えの合わない人とも友好関係を築いていく。

　互いに合わないことを理解する。

　それが平和への一歩ではないのでしょうか？

　あの発言の仕方では正直、トラブルが起きそうで危なかっしいなと感じている。そんなに自分だけが正しいの？

　もう少し読者を大切にしたらいいのに。

　みんなにはなんのことがわからないと思うけど。それでいいんだよ。

　追求する話でもないし。