兵を押し立てて政権へ物申す(*´ω`)一見、西南戦争の鹿児島侍ムーブにも見えますが「勝手に世直しを考えて西郷さんを御輿に押し立てて挙兵した」正当性など欠片も無い私学校と違い大村藩はミカドより直々に「御所を守る近衛府」と「畿内一円の司法を掌る弾正台」の役割を与えられていますから「その職権の範疇に置いて一切の法的根拠を持つ」ってところが安易な反政府活動とは根本から違うんですよね( * ॑꒳ ॑*)その上ハナっから「この時あるを予測して兵員上陸用の揚陸艦を建造していた」んだから激情にのぼせ上がって兵乱を起こした私学校の鹿児島侍とは知恵も覚悟も段違いですワ(もしも西南戦争で揚陸艦を使って鹿児島から一気に首都直撃の電撃作戦をされていたなら歴史はガラリと変わったでしょうね)つーか歴史の針を進める事において読者を驚かせ喜ばせてくれる本作だけど「今回はまたスゲーのぶっ込んで来ましたね」とニヤリ♪とさせられる新艦種【揚陸艦】彼杵丸が初お目見え(^皿^;)兵士を上陸させる専用の小型の船艇(乗船人数は小隊規模)ですら第一次世界大戦(約半世紀後)まで現れ無かったのに2500t装甲艦の知行の船体と同規模だろう彼杵丸の想定されるスペック(乗船人数はおそらく連隊規模以上)は第二次世界大戦に生まれた各国揚陸艦に比肩すると言っても過言では無い事実が大村の技術の革新性がぶっちぎりな事をモノ語ってますな♫
作者からの返信
コメントありがとうございます^^
そうなんですよね。
そのための演習といえば、だれも文句は言えないw
揚陸艦の登場については、うーんと考えたんですよね。19世紀半ば~末の技術力で可能かどうか。
それから建艦思想については日本の地政学的に島嶼防衛や奪還を踏まえると必然ですからね。
出しちゃいましたw
更新ありがとうございます。
大村艦隊の遊弋航行演習が終わり、大阪湾でも神戸ではなくて大阪城に近いところで停泊ですかね。
大阪城代からの舟が問い合わせに到着。一応、手漕ぎでも大きめの舟ということは、私の住む安芸国の新年の行事マスコミ公開の「カッター」訓練に使われるオールで漕ぐ舟でしょうか?幕府海軍にもあるでしょうし、大阪城代や台場にも配備はされていそう。
岩倉具視さんと勝安房守さんは同じ舟とはさすがにならず、別だけど、ほぼ同時に到着。
同じ説明を2回するのは、ジローさんも面倒だし…いっぺんに済ませられれば(読者にも)ありがたい。
幕府の中間管理職の勝安房守さんと、ジローさんとの問答を、岩倉具視さんが同席して聴く形。
途中で、厠に行ったジローさん、続けての使者の応接でお茶を飲みすぎたのかも知れませんが、中座したついでに確認とか指示を出したりしてますよね。
ということで、次話へ。
作者からの返信
コメントありがとうございます^^
確かにほぼ同時に到着で、説明も同じ。
岩倉具視は次郎の考えがわかっているから、余裕の表情w