第12話 よくない魔法?
ある時ケガをした冒険者を見つけました。仲間に支えられながら下の階から登ってきます。薬草がないのでしょうか?
勇気を出して、パンが欲しいので僕の薬草と交換しませんか? と聞いてみましたが、断られました。薬草も回復魔法も効かないそうです。
その人をじっと見てみました。怪我の周りに黒いモヤが見えます。僕の魔法は悪いものを操る魔法です。だから嫌われました。
でもちょっと思いつきました。この黒いモヤも動かせるのではないかな? と。試してみたら、その人は少し元気になりました。薬草もあげたら今度は効いたようです。
お礼に美味しいパンと、干し肉までもらいました。これでミロへのお土産ができます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます