まほうみたいに

片坂 謐(千曲 結碧、他)

構想

 

説明が得意ではないキャラに語り部をさせる。


恒常性を擬人化した能力(+α)。

例:敵性まほうが接触した瞬間からその対象のまりょくを基に作動し、停止する迄被作動者との同一人物化が持続される。


特別になりたかったひとたちの話。


 誰かと関わる時に僕は必ず自分は嫌われているという状況を想定する。嫌われているのならその相手の気を成るべく悪くないようにしようと考え、自分の事を客観的に見、改善点を見つけ易くなる。何より相手からどう思われているのかを考えなくて済む。誰もが自分を否定的に見てくれるのだとしたら関わろうと思わないだろうし傷つけなくて済むからだ。



 後天性魂率欠乏症候群(英名:Acquired altencial syndrome)。

 /他干渉を阻害するまほうと個人形状記憶をするまほうが害を成して発症者の存在を存命している限り希薄化させてしまう症状。誼木の場合両方とも癒着が進み切ってしまっている為根治は困難。


第21種、通称色種しきしゅと言われるまほう少女の一種は名前の通り七大罪の末番に準えたまほうを有していて、苦痛を快楽に変換するのも可能。


食事の形態は他種と異なる。捕食器を用いてダイレクトに精力を摂取する旧来の方式もあるが、セクシャルな問題や性感染症の危険性から最近は起源種である人間のアストラル体を干渉しないレヴェルに削ぎ代用として取り込んで食事とする事を推奨されている。


魅了されているように見えているだけで実際には違う。彼女(彼)等にそう言った先天的な洗脳能力は存在しない(習得できる技術は存在する)。捕食時に汗腺から体外へと発せられる誘導性物質(仮称)が筋肉を弛緩、脳内の快楽物質を強制的に分泌させる事で物理的行動を制限させている為である。

 血液にも多量に含まれており、敵性と判定した生物の細胞に触れると例外無く(自身の血漿の一部に)反応し植食者誘導性植物揮発性物質に類似した働きをすると推論されている。


捕食時にせせら笑うような表情、声を発しているのは相手に対する牽制、威嚇行動の一環である。


(フィクションとしてのかみさま)

神様を伝えた書物は必ず全て誰かがつくったものであり、脳内を覗かない限り実在を認める事は出来ない。また、誰かが書いた以上少なからずその人々の願望、理想形は入る。

そして覗いた結果それらすべてにはモデルが存在し例外なくひとに帰結すると判明した。そうすると自然、事実として存在した者たちにその責任の一端が課せられるべきだ。


此の世にある魂の数は規定されており、増減は無い。しかし『世』そのものは拡張・分離する傾向にある。分離したそれの間を移動することは起源種の進化形態の破損による災害と一部裁判員を除き不可能である。世は各々並行世界、時系列が存在している。


・有り触れた能力について

→化物(自分だけを攻撃する存在等)を生み出す能力。

→人生の中で一度だけ本人が心から必要と感じたことを現実にできる能力。魂の情報が確定している状況を「一週」分であるものとする。

→あのひとと自身を見分けられる能力。

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