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  • タイトルを見て、またそっちの方向のギャグショートかな、と期待……じゃない、予想しつつ、拝読いたしましたが、正面からの純文掌編でしたか。察するに原発関連の職員? 一市民の、ささやかで代わり映えのしない、けれどもそれなりに尊い日常が、ユーモア混じりに暖かく語られています。あえて言うと、妻の具体的な描写が一切ないので、別にストーリーに絡まない形でもいいから、ほんの少しだけでも映像が見えるようなひとことなりがあってもよかったかも。でもこういう禁欲的な、モノトーンな雰囲気もいいですね。ソ連時代の文芸系シネマみたいで。
    ところでロシア語も読み書きできたんですね。日本語だと無人称的なタイトルですが、この場合はВашがついてるから妻に対する疑問文のはずで、でもこのセリフを主人公は口にしたりはしなかったわけで、その発することのなかった問がそのままタイトルになっている、と。なんだかここだけでも文学的な深みを感じます w。

    作者からの返信

    最初はパラノイア的ドタバタが頭にあったんですが、日本の原発とか戦争とかを考えていたら混じってしまい。

    ちょっとした油断で大災害という事は何度も起きてる筈で、それは日常の直ぐ隣という感覚を出せたらと方向転換した次第です。

    全てなんちゃってロシアです、最低限のリアリティと言いますか。タイトルでスルーした人がどれだけ居るか気になるところw

    編集済