第12話 何故か、パズってる?! 勇者が配信するのがそんなに珍しいかーー!!
西門の大扉から広大な草原を、ぞろぞろとスザンヌの騎馬隊たちと共に、俺の竹を持ったリルリスの荷馬車に乗っていた。
荷馬車の中には特注のベッドが当たり前のように人数分あった。
そこで、突然。雑魚モンスターが襲ってきた。
これで、……ふっ……長かった……。さらば、貧乏! 俺が勇者だってことここで、証明してやらあ!!
配信用webカメラを頭に巻いているが、決して、ただの底辺配信者に成り下ったわけじゃない! 一応、こう見えて、具体的には魔王を一撃で倒した転生勇者なんだ!
ここニューライズ王国は、王国をぐるっと囲む門扉を開ければ、周辺は凶暴な野良モンスターが跋扈する辺境の地に建ててあった。なので、普通に軍事国家になったと言われている。
ライズ国王「さあ、
ライズ国王のコメントが新たに書き込まれた。
おっっしぃーーーー!!
「フンッ!」
俺は、大型モンスターの群れがこちらに、突進してきたのを機に、目を瞑り愛用の鋼炎剣を抜いていた。スザンヌを含めた騎馬隊が弓矢を構え、臨戦態勢に入る。リルリスは後ろの方でテントを張っている。
「いくぜ! モンスターども!」
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