あ、はい。女力士の”FF14ブッタに真珠どすこい奉行”

夜勤ののんき屋

第1話 女力士


「みなのもの、面をあげよ。」


ここはどすこい奉行。


しめ縄や、ふんどしが、あちらこちらに天干しされ


ぽたぽたと水らしいものが下っている。



上座には大きな大仏がドスンと座り込み、その大きな大仏に重なるかのように


これまたヒグマほどの体格のお奉行が、力強く座っていた。


お奉行は女力士。


そういえば私はあることを思い出していた。



現実世界で、私の上司が「相撲クラブ」に行って

女力士と相撲をとるだけのキャバクラで

二万円ほど支払ったと言ってたのを思い出していた。


”モノ好きな上司も居たもんだな。”


”では、この女力士奉行も?”


お奉行の名前は、「いゆ」といった。

名前とは裏腹に、とても想像しがたい感じがするが

FF14というのは通称名らしい。


final footman 14



14番目にfinal footmanに選ばれた、これが女力士奉行の通り名なのか?




”ブッタもおだてりゃ木に登る、、か、、ふ、、大仏様の風上にもおけないな”


”いや、、この女力士奉行、ただ体も顔もぶくぶくと、でかいだけの取柄しか持ち合わせてねーのかよ。”


”さすがに、そいつはまずいだろ。善人のよい行いだけを、吸い取って肥やしてるこの女力士奉行め”



「た、、助けてくださえ~。」



一人の下手人が連れてこられたようだ。


下手人の名前は、ひめももだと名乗った。


ゴミはげ歯抜けのような、いでだちは、もはや顔からして犯罪者?変質者?


いや下手人である。



女力士奉行

「そのほう、事もあろうに、片っ端から”自分のアレ春画”を送っているそうだが、それに相違ないか?」


ヒグマのような女力士奉行は、まるで川から鮎を掬い取るような荒々しい形相で


ゴミはげ歯抜けの、ひめももに問いただす。


「な、、何かの間違いです~。」



女力士奉行

「おうおうおうおうおう!ジタバタするんじゃあねえ!」


女力士奉行が羽織を少し脱ぎ、肌を露出しながら


ゴミはげ歯抜けの、ひめももに怒鳴った。



女力士奉行

「私の血を吸えや。」




---- その血、私が貰い受けましょうか?ーー




女力士奉行の前に立ちふさがる、怪しい人影。




一人、、いや、、二人か?




「私は、あおきたかふみインフルエンサーという者、通り名は”食い倒れ秘法館”。


以後、おみ尻おきを。」





「拙者は、ブラック大佐だ。通り名は”ムッツリ眼鏡”。よろしくな。」





こうして二人並べて眺めると、実の兄弟かと思えるぐらいの地球外生命体と言っても過言ではない。







※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・個人名を助長するものではありません。


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