第7話 娼館篇06 6mui「遅過ぎた恋心」

「リラ、このキミは5人組だよ。

行ってらっしゃい。」


俺達は、昔からよく集まる。

大きくなってもこの関係は、続いている。

たぶん一生続く。

ディムになった者、ノゥジェルを持つ者。

もう簡単には集まれないからと俺達は、思い出作りをしようとこのベェテスにやって来た。

「よろしくぅ…ヴァイオラよ!」

「俺は、ルシアン!」

因みに俺とラァシャ以外ココに来ている事は秘密‼︎

俺は、特定の相手を作らない。

ラァシャは、理想が高い。

(このわたしを満足させられそう子は、いるかしら?今晩で2軒目だけど1軒目は、全然っ話にならなかったわ!)とかラァシャ思ってそう…。

長い付き合い、考えている事も大体わかる。

 ァンシャンテ。

!!

まぁ、コイツ見た目は合格。

 リラだよ。よろしくね。

ラァシャはベルルっぽいのが好き。

だから、コイツはきっと合格。

ブルのベルルって感じがしてるし、ラァシャは好きなはず。

「頑張ってわたしを満足させなさい。」

 自信があるから大丈夫。

「!!」

ラァシャの心にリラの笑顔が、刺さったらしい。

「どうしたの?隣の子が気になる?」

「ああ。

だから、2人で隣りがどうなるか見届けよう。」

「ふぅん。

いいけど…わたしに寂しい思いさせないでね?」

女をぐっと引き寄せて膝にすっぽりおさめた。

太腿を撫でる。

「もっと触ってね。あ と で。」

「5人は、どう言う集まりなんだ??」

「あたし達は、小さい頃から友達なのぉ!」

「ねぇ!」

「あたしとエレナは5歳から友達ぇ!」

「わたしの後にルシアンが3つ隣に来てぇ!」

「その後、ラァシャ?ディル?どっちが先だったかしら?」

「覚えてないわ。」

「「「「「…。」」」」」

「「「「…。」」」」

「…そっかぁ!…なんか勝負しねぇ?」

「じゃあ、アトルンで勝負するのは、どう?!」

「面白そうっ!」

「で、言えなかったらコレ一杯とァンジュラと口づけな!」

どうやら、アトルンをする事になったらしい。

アトルンか…ァン、ドゥ、トヮの3拍子で(トヮ=答え)を言う遊び。

ラァシャはこう言う遊びダメな気が…。

トリコルか…。

アレを一杯は、キツい!

「ロゥジァ!」

「ヴェルト。」

「……ッ!」

『ブ・ル。』

(〜〜ッ‼︎)

あ、ラァシャ凄く動揺してる。

「ブル!!」

「ノヮル」

「ヴァイオラ」

初めはゆっくりドンドン早く…。

「オランジェ」

「……ッ!」

『アル・ジョン・テ。』

(〜〜ッ‼︎)

「アルジョンテ!」

「ドレィ。」

「…ッ…ハッ!!」

「はぁい!マル脱落ぅ!」

「今度はリディゥね!!?」

「キャメロッ!」

「…ぁ!ルゥネイ!」

ーー …⁇

パッ

「ハッ!?」

「はぁい!ラァシャ脱落ぅ!」

チラリ

チラ

スッ

リラは、美味しいペヘナを貰ったかの様にラァシャの唇を舐める…。

唇をなぞられて…。

その後、ラァシャがプルプルし出して。

「……んんッ」

リラは、ラァシャを離さない。

あぁ…ラァシャがドロドロに溶けて行く…。

見てられねぇ!

こんな姿見たくねぇ‼︎

「……は、はぁっ。」

ポスッ

あぁ、ラァシャはきっとリラにメロメロだ。

じゃないと、あんなに身を預けたりはしない。

『後で続きをしようね。』

(……ッ!!)

リラに何かを囁かれて動揺してるラァシャ…。

あぁぁ…賛成するんじゃなかった…。

「さぁ、お部屋に行きましょうね?

…?…シルアン?」

「あ?あぁ。うん。」


ーー何か落ち着かないみたい。

 まぁ、隣座ったら?

>>ぽんぽん

ーーこの女は、優しく溶かしてやらないと。

甘く溶かしてやらないと。

そして、その血が求めるように…。

自分の隣に座る様指示する。

>>びくぅっ

 緊張してるの?可愛い。ねぇ、こっちを向いて…。

ーー左の髪をかき上げつつ口づけする。

その口づけはゆっくり濃厚に…。

「…は、…はぁ…。」

丸い膨らみを揺らしながら、中心部を撫でる。

「あぁッダメ!触らないでっ!」

 …いいよぉ。リラ触らない。そ・の・か・わ・り。

ーー自らの手を当てやる。

少し動かすと声が漏れた。

「んぅッあぁッ!ヤッ恥ずかしいッ…!」

 駄目だよ。恥ずかしがっても…。このまま自分で触ってリラにその可愛い顔魅せて。ほぉら、動かして?

「ハ!んッんぅッあぁ…!」

 我慢してるの?ね?気持ち良いでしょ?…可愛い。我慢しなくていいんだよ。

さぁ、もっとぉ…。

「…あゥッアッ!あっあぁあぁぁあ!!」

*:*

『堕ちる時間だよ。』

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