【誤字修正前 05:24】虐められていた俺だが、新しく出来た階級制度によってクラスメイトが奴隷になる
激 辛
第1話
一応幼馴染の日髪 まやに呼び出されて蹴られている。
「アンタ、ほんとにキモい、近寄んないでよ」
俺はずっと虐められて居た。
クラスではゴミと言われ続けた。よく暴力も振るわれた。
クラスの男子にノートを破かれた。作った弁当を幼馴染に捨てられた。家では、妹に馬鹿にされる毎日だった。お父さんは亡くなっていて、お母さんがずっと家族の為に頑張って働いて居たけど過労死してしまった。
そんな日々が変わって欲しいと毎日願って居た。こんな辛い毎日は嫌だった。虐めてくる人達に天罰が下って欲しいと願った。妹にはもう少し痛みや悲しさを知って欲しいと願った。お父さんとお母さんにもう一度会いたいと願った。
その願いは一部、想像もしてなかった形で叶うことになる。
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幼馴染が泣きながら木の棒を持っている。
「嫌だ!戦いたくない!!」
別の俺を虐めていた人女の子も、涙を流しながら口を噛み締めて覚悟を決める。
「私はやるよ!じゃないと私がご主人様様にお仕置きされるから!!」
「痛い!!痛い!やめてもうやめてよ!!」
「なら、貴方が降参しないさいよ!!」
幼馴染は血を流す傷を抑えて、痛そうに倒れている。もう一人の子はその姿を辛そうに、目を背けたそうにしている。
そんな光景が今、学校の教室で行われている。
クラスメイトの多くはそれを見て何も答えない。一部は楽しそうにしている。
「痛い、痛い!痛いよ!もう戦いたくないよ!降参してよ!!」
「する訳ないでしょ!!」
・・・俺はこんなことは望んでない。望んでないよ。
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今日も俺は虐められている。
俺は幼馴染に蹴られて、財布から金を取られた。
朝から辛い一日が始まった。
ーーーーーー
クラスはとてもざわついている。
先生が入って来た。
「急だが、今からテストやる。」
「はぁー?聞いてないですよ!先生」「先生のくせに生意気」
このクラスは先生にもとても生意気な態度をとる。
「いいから受けろ!!」
だが、先生の初めて見せる怒鳴り声にクラスは静まり返る。
「お前ら、全力で頑張れ、今回は、今回だけは本気で受けろ。」
「はぁ??急なテストにそんな本気出せるわけぇ、」
ドドドっと大きな足音が聞こえる。
「何これ??」「はぁ何の?」
スーツを着た、背の高くガタイのいい男性が後ろに並んでいる。
「今日の昼、法律で階級が容認された。」
「はぁ??」「それって」
俺もニュースで見た。一度この法案が出たが通ることはなかった。
だが、それが可決されたということは、
「法律で元から一定の税金を納められる者又は特例として勉学により結果を見出せた者のみ貴族としての称号が認められる。」
「何それ??」「つまりどいうこと??」
「このクラスですでに親が税金を納めて、貴族の称号を得ている者は4人いる。だがそれ以外はこのテストで、もし、いい点が取れないと」
「取らないと??」「どうなるの?」
「平民、最悪は一発で奴隷落ちだ」
「そんなの許せる訳がないだろう!!!」
俺を一番に虐めて居た東山が席を立ち、先生に掴みかかろうとするが、スーツの人達に取り押さえられる。
「はなせ!!何をする!!」
「違反とみなし、拘束する」
東山は首輪を付けられた。
普通だとせめて手錠だろう。
だがこの異常な光景にクラスはまた静まり返った。
「お前らも、こんな風になりなくなかったら全力でテストを頑張れ」
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