【誤字修正前 05:40】浮気だと誤解されて友達に殺されそうになったが、その友達を助けようとして大切な妹のことも忘れた記憶喪失になった。

激 辛

第1話

 「優くん、私と付き合ってください!!」


「ごめん、今は病気の妹と一緒に居たから」




「優!!私と付き合って欲しい!!」


「・・・すまない。俺は今は妹についてあげたいから」


ーーーーーーー





 俺たち仲良し5人組だった。


 だけど、高校になって俺以外はカップルになり、俺は孤立した。


 でも仕方ない振ったのは俺だし、俺には妹が居るから。


    


ーーーーーーーーー


 「お兄ちゃん、今日もありがとうね」


「ううん、いつも言うけど俺が来たくて来てるんだよ。こんなことで感謝しなくて良いかなぁ」


「うん、ありがとうお兄ちゃん」


そして、俺は妹に学校であったことを話した。


ーーーーーーー


 正直、最近仲良し4人組が俺に冷たい。


まぁ、仕方ないけどね!4人のことより妹優先しているし!


 でも、ちょっと無視とかは酷いかな。


ーーーー


 そして、俺は


 「そんなことしてないって」


「したよ!!訴えるから絶対」


俺は痴漢の冤罪になった。


ーーーー


 そして、俺はそのことは学校に広まり、俺は違うと言い続けたが、

仲良し4人組も、信じてくれなかった。


 それ所か


 「ずっと、あなたのこと信じてたのに」


「優のこと、妹ちゃんが良くなればもう一度告白しようとだって」


「俺は本当に違う!!」


「最低!!クズ!!」


「もう、私達の前から現れないで」



そんなふうに言われてしまった。


 残り二人の男子からも


 「ずっと、会えないから変わってしまったのかと思ったからここまで」


「いや違うんだよ!!カズ」


「はぁ、最悪ですよ」


「違うよ!!」





誰も信じてくれない。


 学校では



 「そんなことがあったんだね。」


「信じてくれるの?」


「うん!!当然だよ!!」


妹だけは信じてくれた。


 その日は妹に一日中泣いた所を慰めて貰った。


ーーーーー


 そして、どうやら元仲良し組はそれぞれ付き合った見たい。


 まぁでも仕方ないよね。


 時々、俺の前で見せつけるようにイチャついてくるけど、


 まぁ仕方ないね。


 正直、本当は俺もあの時は嬉しくて二人ともOKしたかったけど、今回の事件のこと考えるとやっぱり妹を選んで良かったなと思う。




ーーーーー


 そして、その日の朝の授業


 俺の冤罪は晴らされた。

 

 先生が教室に入ってきて、そのことを説明してくれた。


 「やった、ついに、ついに」


「優!!」「優くん」



俺は教室を出た、一目散に走った。妹の元に一目散に



 早く、早くこのことを伝えたい!!


 伝えたい!!


  

ーーー


 その時、部屋に入ると医者がたくさん居た。


 「あの、すいません。今妹と話したいことがあって」


「・・・お兄さんですよね。」


「はい」


「心して聞いてください」


 俺は絶望した。




ーーーーーー

 

 俺は今日から学校だった。しばらくは葬式と俺が立ち直れなくて休んでいた。


 「あ、あの優・・・」


「どうしたの?」


「あ・・・謝れなかったから」

 春が俺に泣きながら向かってくる。


 「ごめん、今は話しかけないで」


「わ、わかった」



俺はそれをクラスに聞こえるように言った。


次回 修羅場

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る