第5話

春宮さんは俺のことを見て笑っている。


クラスメイトも今日は明らかにいつもより俺を別な目で見ているし、


俺の席に俺のノートがぐちゃぐちゃになっておいてあった。


はぁー、


ーーーー

そして俺と春宮さんは校長に呼ばれた。


俺と、校長と教頭、担任、春宮と春宮のお母さんが居る。


そして、


「許すって言ったじゃねぇか」


「別に何がと言ってないし、それにその会話もほらこの通り残ってるよ」


俺は学校に全て話した。


ーーーー

春宮さんのお母さんが全力で俺に土下座していた。


「今回も許しましたが、本当に、本当に次は無いと約束してください」


「わかりました!大変言い聞かせますので」



これで盗みが終わるといいけど、


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