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    * * *への応援コメント

    「手を抜かないことだけが、私のなけなしのプライドを支えている」の一文に深い闇を強烈に感じました。

    不条理な状況に、サボタージュで臨む人々があらまほしく思えてなりません。

    持久走やかし、ウチのすることちゃうけんな😊

    拝復
     自分の置かれている状況の中で「認められなければ」的な「強迫観念」って、かなりホラー😱です。もしも他人の「サボタージュ」が許せないみたいなところまでいってしまうとしたら、それは考えるだけで恐ろしいので、考えないようにします😁すみません🙇

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     実のところ、「サボればいいじゃん」というのは作者も思いました。おそらく彼女の中にもそういう発想はあると思います。しかし、書き上がった彼女の思いを見返したとき、彼女は理不尽に対してサボタージュで対抗することは選ばないだろう、と思いました。その選択ができる人なら、一部のアホな男子に何と言われようが相手にせず、好きなものをお腹いっぱい食べて、女子同士でゲラゲラ笑って楽しい学校生活を送っているはずです。
     結局、彼女自身の認識に反して、彼女が嫌いなのは持久走や体育というより、男性中心的な学校や社会の方なのだろうと思いますが、その一方で、彼女は自分が生活してきた“この学校”や“この社会”の中で認められたいとも思っているように見えます。これを諦めると、彼女が今までに犠牲にしてきたもの全てが無駄になってしまうという、強迫観念めいたものがあるのかもしれません。そのせいで、傍から見ると意地っ張りな振る舞いを自発的に選んでしまっている可能性があります。闇が深いと言えばその通りだと思います。