第16話 拾い物 未来の英雄

状況を見てから判断しても遅くは無いと


見捨てられた馬車に近づき

馬車の中を見ると小型の檻と

その中に少女2人が閉じ込められ


オーク 性欲豚が檻をこじ開けようと

している!


討伐報酬と肉が高く売れると即時に判断して

顔面にスマッシャーを叩き込む!


即死はしなかったが、

顔面が潰れて半死の状態

容赦なくトドメを刺す!


オークの牙を回収して

解体して持ち帰るかと、作業


全く少女達は考慮していない!


「あのー」

「助けてくれるんじゃ?」


「お構いなくオークを解体したら去ります」

「お元気で」


「・・・」

少女2人は最悪のケースを話し合って

生き残ることを優先


「私たちを売ればお金になります!」


奉公に出すと商人に

騙されて取引され奴隷状態だったので

生き残る為には仕方がないと


「お金は大事だよな!」

「わかった村まで連れて行って売ろう」


打算のために檻を壊して解放

勝手に逃げてくれてもよかったのだが

魔物が出ると困るらしい!


聞いてもいないのに

貧民の村で食うに困って奉公に

出されたのだがどう見ても奴隷として

売られた!だそうだ!



なんでも【ポーターの職種】で未来がないと

兄弟の中から選ばれたとか


むむむこれは話が違ってくる、

良い『実験動物』が手に入った!


祠に連れて行こう!


紫モノリスの祠で2人とも

【魔力がアップ】

魔力適正?!


【即採用】ヒーラーや魔法使いとか

貴重な職種


態度が急変!

「お嬢さんお名前をお聞かせ

いただけませんか?」


「もしよければ私が面倒を見て

仕事を与えましょう!」

「食事以外にも給金を出す!」



「???」

いぶかしがって居るが

これは良い話と

姉が15歳のアイリと名乗り

妹が12歳のメアリと名乗って居た!


私より年上かよ!

アレンは11歳である


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る