洗濯機事件

我が家の洗濯機は乾燥機付き、かなりの優れものだ。家事負担を軽減すべく、乾燥機は毎回フル稼働している。おかん星人の助けとなってくれているナンバーワン電化製品と言っても過言ではない。

しかしながらただ一つ、問題がある。


機体重量が重すぎるのである。


洗濯機の隙間に物を落としてしまった場合、どうしようもない。では、落とさなければ良いのだが、世の中そう簡単にもいかないのが現実。以前、小さなキャップを落としてしまい、おかん星人が洗濯機をどかせて取り出そうとしたところ、物の見事にぎっくり腰を引き起こしてしまった。

それ以降、物を落とさないように隙間を閉鎖できるように物をおく等、非常に気をつけている。ここ2年くらいはこれで平和な日々が築かれていたのだが、久々に事件発生。なんとコンタクトレンズを入れたままの容器が飛んでいってしまった。なんということだ、このままの状態だと損失額は2万円くらいだろうか、大ピンチだ。考えあぐねたおかん星人は、とりあえずリザードを招集して共同作業で洗濯機を少し動かした。隙間が少しできたのだが、人は入れない。コンタクトにも手が届かない。そこでおかん星人は洗濯機の上に乗り、針金でできたハンガーを使ってコンタクトにリーチ。


届いた。そのまま端まで誘導して無事にコンタクトを救出したのであった。


よかった。2万円の損失がコンタクトレンズケースの掃除代とリザードへのお礼のグミ(ハリボー)ですんだ。


しかしながら、なんという漫画のような展開だったのだろうか。あんなにも簡単にコンタクトケースが飛んで行くとは。コンタクトケースの取り扱いには、以後気をつけることにしたい。

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