第6話
俺はとりあえず気持ちが一旦落ち着いて、トイレも終わってスッキリした瞬間だった。
「優君」
「・・・っ!!なぜここに!!家の中にいるんだよ!!」
「合鍵持ってるからね」
「いや、普通に犯罪だよ。」
「違うよ、愛してるんだから一緒に居られるようにするのは当然でしょ」
いやいや、俺は彼女だった時に鍵は渡したことがない。
「・・・」
なぜ、こんな急に目の前に現れるんだよ。とりあえず追・・・
パシンと音が鳴る。
携帯が取られてしまった。
「へぇー、優君、私以外の待受にしないでよ」
「・・・っ!」
勝手に携帯を操作されている。と言うかパスワード知ってるのかよ?
俺誕生日とかにしてないぞ。しっかりとした、乱数だ。
「・・・あ、優君なんでパスワード知ってるの思ったでしょ」
いや、思ったけど・・・まさか、
「優君、ちょうど良いしこれからの生活リズムは私が整えてあげるね」
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