第2話

嘘だろう。


俺の彼女が・・・他の男と


「もっとして、ヒロ」


「その顔、たまらないよ」


吐き気がした。


俺はそう言うことは彼女とまだしてすら居ない。


「あんな奴なんかより、俺と付き合えよ。」


「・・・それはいい。アンタ基本はクズだし」


「それは否定しないけどなぁ」


「・・・それよりもっと集中して」


「あー」


俺は・・・その日、彼女に別れようと一言連絡をした。


彼女から分かったと返事が来て、俺たちの関係は終わった。

ーーー


次の学校、彼女・・・元カノは完全に俺を無視して居た。


・・・やっぱりずっと本当はそうしたかったんだろう・・・


別れたと言い出したのは俺だ。でもやっぱり覚悟なんて出来てなかった・・・


優はその後も別れたショックで苦しんでいた。


徐々に時間がそれを解決してくれて、優は新しい楽しみを探すために、図書館に行くようになった。


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