冤罪で退学になったけど、そっちの方が幸せだった。

激 辛

第1話

俺は冤罪になった。


「優!!信じてたのに」


「痴漢なんて、犯罪なんて最低だよ!!」


クラスメイトから幼馴染は誰も信じてくれない。それ所か俺を責める。

 


ーーー



学校を退学することになり、家に帰ると同じ出来事が待って居た。


「アンタなんて知らない!!この家から出ていって!!この恥晒しが」


母親の強いビンタが当たる。


「・・・もう、お兄ちゃんじゃない、アンタなんてクズさっさとどっかいけ!!」


妹から拒否される。


「私、これからアンタみたいな、弟がいたと言うマイナスな印象を持たれないといけないじゃん。最悪よ」


ーーーー


こうして、冤罪から半年が経った。


中卒で、親の力を借りれない俺は頑張って自分の力だけで生活していかないといけなかった。


バイトをしながら、色んなことに挑戦した。


警察から連絡が来た。


どうやら、俺の冤罪が判明したようだ。


俺は家族や学校から謝罪をしたいと言われたが、今は謝罪を聞いてる暇はなかった。


小説も動画も良い調子なんだ。このままいけば俺は、バイトしなくても、家でゆっくりしながら生活が出来る。


「頑張ろう。もう学校は行かなくて良い。むしろ冤罪になってくれたお陰で俺はこんなに早くから成功することが出来たんだ」

ーーーーー


その頃、学校では大問題になって居た。


冤罪にかけた犯人は同じ学校の生徒だったこと。


誰信じないで冤罪で生徒を虐めたこと、退学に追い込んだこと



学校は優に謝罪と世間に許して欲しいと言って欲しいようだったが、優は謝罪を受ける気はなかった。

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