【月曜 08:55】幼馴染の大きいことがクラスメイトにバレてしまった。

少し復活したエアコン

第1話

俺の幼馴染はクラスメイトから人気が無かった。


メガネをかけて、三つ編みで、クラスメイトからはマニアックと言う陰のあだ名が付いている。


だが俺は知って居る。本当の彼女は可愛いくて、サラサラの髪で、デカくて、超美人だ。


「優君、修学旅行楽しみですね」


「そうだな」


このクラスは奇跡的に、有名人ばっかりで俺と春は浮いている。決して嫌われて居る訳ではないけど、仲が良い人は全然居ない。

まぁでもお陰で俺は春と二人で楽しいから全然良い。修学旅行も俺と春は二人班だ。


ーーーー


修学旅行の最後は、みんなでプールだ。


有名人が多いこのクラスでアイドルや女優の人も居るのだ。


水着はもはやファッションショーのようなもんだ。


そして、クラスメイトが次々と出て、テンションが高まる中、


「やっぱり夏はいいな!!」「あー、流石、クラスのトップだ」


「みんな、褒めてくれてありがとう」

そして、夏さんも嬉しそうに誇っている中で、一瞬で、空気が変わった。


「うそだろ」「あんなのクラスに居たか?」「まさか、あのマニアックが?」



空気は変わって、俺の方に向かって来る。


そう、大きな二つを揺らしながら、


「優君!!」


このクラスの女子は確かにめちゃくちゃ可愛い人が多い。だけど唯一の弱点がある。


「春、水着似合ってるね」


「ありがとう、でも上がきつくて」


「嘘、なんなのあれ」「ありえないでしょ」「いつもサラシでもつけてたの?」


それは春以外は小さいと言うことだった。


決してそれが悪い訳じゃない!!だけど、そんな中で唯一の力を持ち、ギャップと言うスキルも兼ね備えた春はクラスで真の最強の魅力を放って居た。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る