第2話
揺れる、俺の青春
俺の人生の全てがそこの二つに詰まっている。
「どうしたの、優君?」
「春と幼馴染で良かったって」
「うん、ありがとう。でも明らかに視線がそこにいってるよ」
「そこのことも言ってるのよ!!俺は成長を見れ・・・」
痛い!!思いだからビンタされた。
「大丈夫優君??ご、ごめんつい」
「大丈夫だ。それより俺が悪かった。」
「・・・うん。でも優君に見られるならいいかな」
そして、幼馴染は俺に見せつけてくれる。
幼馴染の胸をガン見して、だんだんと顔が赤くなって
「やっぱもう恥ずかしい!」
そして、腕で全然隠れきれてない二つを隠すポーズをする。
どうだ!!
俺は全力でクラスメイトにドヤ顔をする。
「くそぉーー!!」「小さいのもいいけど、やっぱり、やっぱり!!」
「うわぁー!!」
クラスの男子は女子に惹かれていることにお構いなしに嫉妬を口にする。
1人大袈裟に吹き飛んだ奴がいる。
仲良い訳じゃないけど、そう言うノリが良いこのクラス好きだよ。
「ドヤァ!」
「死ね!!」「俺も幼馴染ほしい!!」「春さんがあんなに可愛かったなんて」「恥じらい方もめちゃっ○ろい!!」
女子達も幾らか好きな男子も居たのに完全に目が取られてしまった。悔しそうにしているな。
仕方ないよ!!君たちだって十分可愛いんだ!!だがなぁ!!
「何よ!!少し大きいからって!!」
夏は春を指して、言う。
「優君・・・それより遊ぼうよ」
春は夏に堂々と刺されて、文句言われているが全く気にも止めていない。
「おう!!」
俺の幼馴染は無敵過ぎたんだよ。
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