83位・「サージウスの死神」佐藤究
佐藤究のデビュー作(当時の名義は、佐藤憲胤)。
あらすじには「男が地面に激突する直前、俺はそいつと目を合わせた。そのときから俺の頭の中に“数字”が住み着いた。ある日を境に、ルーレットへのめり込んでいく男。狂気の果てにたどり着いた場所「REPTILE」。“破壊と疾走”新鋭作家の放つハイブロウ小説。第四十七回群像新人賞優秀作。」とのこと。
物語としては「ルーレットへのめり込んで」破滅していく訳だけれど、途中からもっと根本的な狂気的な根源みたいなものを探そうとしはじめる。
本作でデビューしたのが、2004年で当時の純文学の空気感を踏まえている感じもあるが、今の佐藤究作品を読んでいると彼が描こうとしているものの底にあるものが分かる気がした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます