バベルの塔

「バベルの塔。」


「はぁ。」


「かつて、天に届かんという塔を作った

 人類の祖先達は、神の逆鱗に触れ、

 言語を引き裂かれ、争うこととなった。


 神は人類の傲慢を戒めたのか。

 それとも、嫉妬したのだろうか。」


「…つまり、平和と成長への道は、

 ともすれば、神の意志にもに背くような

 危険で、険しい道にもなりかねない。

 と。…」

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