第1127話
配信関係のことを調べ、その合間に軽いニュースを見る。1つの2ヶ月前のニュースが目に入る。そこに書かれていたのは、あの子供に職業が引き継ぐのか問題だ。当初上がっていた2人の子供はどちらもダンジョンに潜る前にできた子供だということが判明した。
子供のためと思い、一躍有名になればと思っていたようだ。1歳の時から色々なオファーから習い事や武術を受けさせてもらうことができる環境になっていた。だが、それが嘘だと判明した途端、その援助は途切れる。
その次に出産していた人に変わった。数人のグループがおり、1グループは両親共に現在もダンジョンに潜っていたグループ、2つ目はダンジョンに潜ってはいたが出産時に裏方に回ったグループ、3つ目はダンジョンに潜ったことがないグループだ。
他の数グループは拒否されてしまったようだ。子供が実験体のように扱われているも同然のことだ。拒否することが多くなるのは当然だろう。まあ、子供をアクセサリーのように思っている大人が行ったのだろう。
その結果は全てステータスの合計値が変わらないという結果になった。そして職業の問題だ。グループ1と2は2、3個進化後の職業を選択することができるようになっている。今は子供ということもあり、職業の選択を親ができるようになっている。その機能を使うことによって子供がどんな職業につくことができるのかをみていたようだ。
そしてグループ3の方はランダムで強制的に2つの職業に就くことになる。この時着いたのは錬金術師だった。あと気になったのはステータスの成長率だが、判断ができない子供に上昇させたステータスを持たせるのは危ないと判断され、レベル上げを行うことは起きなかった。
親がダンジョンに行っている人と言っていない人の組み合わせがなかったことから、何か不都合なことがあったのだろう。そのことに指摘している人もいれば、これで結婚のダンジョン差別はなくなると逆玉をすることができると公表しているものもいる。
職業の選択できる数が少なかったのか、それともランダムになる人とならない人が存在していると言った可能性が高そうだな。ランダムになることで、もう進化後の職業がないことの証明にもなっている。それが本当にランダムなのか、虚偽報告なのかという問題があり、公表することができなかったようだ。
しばらくは結婚のダンジョン差別は生まれそうな現状になりそうだ。そして調べ終わり、休憩を止めようとしていたが、そのトピックスに勇者の祭典のことが挙げられていた。そういえば、今週末に行われる予定だったはずだ。顔合わせとして、その予定の時間よりも先に現地入りする必要がある。その人たちが続々と入って行く画像と共に簡単な概要としてニュースが作られたようだ。
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