第808話
あと2回の授業をどうするのかだな。とりあえず地獄の魔法の授業からだな。・・・どうなるのやら。土曜から4日間の休日があった。そこで努力をしていれば合格までいけるだろう。まあ、努力していればだな・・・。あり得ないと思うけど。
努力をする人であれば、あんな授業中も精一杯魔法を撃つはずだ。だが、それをせずに話していたぐらいだからな・・・。分かりきっている。狡賢くどうにかするだろう。
あの大人数のグループから始まる。この人たちも上手い順にテストをするようだ。そのまま授業が終わってしまった。どれだけ上手い人を集めたんだ?平均点を上げていれば単位は確実になるだろうと考えていたのだろう。
どれだけ足を引っ張る奴をいれても、それを補う人の数を超えれば問題ない理論だな。1人を複数人で支えるところを見れば、年金と同じだな。その結果がテスト方法の変更だ。かわいそうなことだな。あれ?これで終わりか・・・。
なんというか、下手で冷や汗ダラダラの人は順番が回ってきていないため、ホッとしているようだ。死ぬか生きるかの運命の選択が1週間後に伸びただけで何も変わっていない。汗やばくない?という質問に対しては熱いからねー。と返事をしている。
冷や汗の原因は、夏のせいにしたようだ。この部屋冷房がしっかり効いているけどなー。2時間ぐらいこの部屋にいるのであれば、その汗はもう引いているだろう。
確かに今日も暑いもんねー。と雑談能力の高さを披露している。これで会話は終わりだな。ここでテストが怖い?とか煽っていれば地獄になっていただろう。解散となった。今更あのグループの上位層に話しかけ、上手くなるコツを聞いても知らん顔されている。
もう半泣きだな・・・。練習してこなかったお前さんが悪いわ。手伝うつもりもないし、絡まれないうちにさっさと帰るか。ということでその場を後にし、家に帰る。来週は残っている人が終わり次第、再テストをする予定だろう。
それなら今日のうちに下手な人を終わらして再テストのための練習をさせればよかったのにと思ってしまう。関係ないからいう必要もないか。失敗すれば自身の単位もなくなるのが確定してしまうため、やる気が出ないのだろう。
それか、諦めて再テストに来ない可能性もあるな。・・・考えたか偶然かどっちにしろ、下手な人が必ずテストを受けにこさせるための策なんだろう。来週こそ、地獄の空気になるな・・・。一応最終のまとめや連絡があるはずだから行くのは確定だ。普通に辛い。
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後書き
明日から3日間旅行のため執筆できません。すみません。
台風で帰ってこれなければ4日間になります。
今日は書きます。
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