第348話
入学式が始まり、近くにいた人(男)の連絡先を交換した。入学式の座席は決まっておらず、入ったもん勝ちの状態だ。あまり近づきたくないような人がいたのが意外だったな・・・。ヤンキーっぽい人やゴスロリ?っぽい人がいた。
多様性を掲げているけれど関わる相手は選んでもいいよね?校長の挨拶や先生の紹介が終わり担当の先生のところへと向かう。担当と言っても面談とか相談事をする先生だ。わかりやすく言うと、授業はあるかもしれない担任みたいな感じだ。
授業で必要とされるのはパソコンや運動着、武器だ。パソコンは、まとめたりする用だ。運動着は必修授業は格闘技もあれば魔法もあると言った感じだ。格闘技ではずっと組手をし、魔法では的を狙い撃ち続けコントロール力の上昇だ。これをずっとしていればスキルレベルも上がるので効率のいい授業だな。
ちょうど上がっていないスキルもあるので上げるにはピッタリな授業だ。履修も全てパソコンで行われる。確定申告のやり方や護身術の授業もある。そんな感じの授業体系だ。問題なのは単位の取得が楽なところだ。出席をしていれば単位を渡すことにしていると言われている。
単位も少なく今のところだと80単位取っていれば卒業できる。(この辺りの設定はおいおい変えていくつもり)
卒業をするにあたって、ダンジョンに潜らないと行けないのだから緩いのは仕方がないか・・・。しっかり授業に出ているとその分だけ卒業しやすくなるのだから。
毎年、生徒にアンケートを取っている。その時に必要としている授業をその年に開講するといった試みをしていたそうだ。去年なんかはプログラミングを学びたいと言う生徒がいた。その講義が開催され、今は消えている。どれだけ人気がなかったのかがわかる。
今年は料理教室が開催されている。それの単位は選択した。あとは税金の話だ。簡単な税金の計算方法とかその税金の使われ方なんかを勉強する講義だ。おそらく、裏金があったことで税金がどんなことに使われているのかがわかるだろう。
通常開講されているのが医療関係だ。ヒーラーを入れるなら知っておきたい医療関係、この授業が開催されている。内容を知っておけば回復力が上がるとされている。俺の場合は魔力でゴリ押しだ。
戦闘訓練や魔法訓練が基本的に多い中、いくつかは座学があるようだ。そんな感じで授業を入れ、大学生活が始まろうとしている。去年でた就職率だが、ダンジョン関連で大きく進歩している会社がほとんどだった。ダンジョンからのドロップを加工して販売している会社や、必要なドロップを依頼してそれを社員が手に入れると言った会社もだ。
この大学がどれだけ期待されているのかがわかる。
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