何も考えてないと失敗するよって話。ちなみに僕は失敗しました。
短編賞創作フェスっていうのをやっているみたいだったので、お題に沿って何か書こうとしました。今回のお題は「危機一髪」ですね。
お題確認して、「カクヨムWeb小説短編賞2023」の応募要項を見直して、コミックフラッパーという漫画雑誌にどんなお話が連載されているかを確認して、異世界ファンタジーのランキングをチェックして、小説の新規作成をクリックして、タイトルとキャッチコピーを入れて、あらすじをひねり出して……そこで断念しました。
今自分が興味ない話は書けないです、やっぱり。書きたいこと何も浮かんできませんでした。コミックフラッパーという漫画雑誌はWeb小説(特に異世界もの)のコミカライズを多く手掛けているみたいで(もちろんそれ以外の漫画もたくさん連載されています)、短編賞の受賞作はコミカライズされるらしいので、だったら異世界ファンタジーものがいいかなと思い異世界ファンタジーにジャンルを決めたのですが。
今現在自分が異世界ファンタジーにあまり興味が持てない時期というか、心境なので何も思い浮かびませんでした。
でも、自分が書きたいだけ、自分が好きなだけの話を書いても、相当運がよくない限り誰も読んでくれません。なので人に読んでもらうためには、読者や編集者の求めるものをある程度推測して、それに沿ったものを書かなければいけませんね。
ちなみに僕は以前長編小説を書きあげて、一気に投稿したことがあります。その長編小説は僕が書きたいだけの小説で、この作品で語ってきたようなことは一切考慮せず、完全に独りよがりな状態で完結まで投稿しました。
それで何が起こったか?
15万文字もあって完結まで投稿しているにもかかわらず、総PV104とかいう悲しすぎる結果が待ち受けていたわけですね。
ちなみに以下の作品です。
壊獣は世界崩壊の夢を見るか——幼なじみには願いを叶える力があるらしい
https://kakuyomu.jp/works/16816452221361641322
カクヨムのシステムとか、読者のニーズとか何も考えずに自分が書きたいものだけを書いたら現実はこんなもんです。
この作品はWeb小説というよりは紙の書籍よりの構成になっているので序盤は静かで盛り上がりに欠け、後半から徐々にヒートアップしていく構成になっています。
でもWeb小説は序盤が静かだと読者も静かに離脱していきます。
☆も一つも貰えず、読者もつかず……この作品は人の目に触れる機会のないままひっそりと完結しました。
何が言いたいかというと、何も考えずに自分の書きたいものだけを書いても人に見てはもらえないということです。とても今更なことですが。
なので、疲れない範囲でいいのでカクヨムの読者が何を求めているのかのリサーチをゆるっとしておくべきだと思います。
その中で自分の書きたいものに沿ったものが見つけられればベストですね!
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