Episode8 POP THE QUESTION

 勇者、故郷に帰る。


 スコットは、望郷の風を胸いっぱいに吸い込んだ。

 三年前の記憶と違わぬ、風の匂いと懐かしき景色。

 幾度も夢に見た郷愁の地へとついに帰ってきたのだ。

 魔王を倒し、勇者となるまでに本当にいろいろなことがあった。

 だが、この故郷に必ず帰ってくるという思い――自分の帰りを待ち続けている者たちが故郷にはいるのだという思い――が、苦難と重圧の中にあったスコットの希望の光であった。


 そして、その希望の光の中心にいたのは一人の娘だった。

 ナンシー、とスコットは思わず彼女の名前を呟いていた。

 幼馴染で物心ついたころから互いに惹かれ合っていた、互いに思い合っていたのは、自分の自惚れなんかじゃない。

 この地を発つとき、スコットはナンシーにこう伝えていた。

「帰ってきたら、伝えたいことがある」と。

 ナンシーも目に涙をいっぱいためて、スコットに頷いてくれた。

「ええ、分かったわ。あなたの帰りをずっと待っている。だから、お願い。どうか無事に帰ってきて」と。


 この流れからすると言うまでもなく、スコットはナンシーに正式にプロポーズをする予定である。

 実のところ、魔王を倒すまでの旅の途中において、幾人かの魅力的な女性に出会ったり、思いを寄せられたりしたことがないわけではなかった。

 とりわけ、公爵令嬢・ユージェニー様のことは、スコットの心に甘く残り続けていた。

 ユージェニー様はスコットより二歳ほど年長であったが、スコットが出会った女性の中では一番美しく、たおやかでありながらも芯の強い素晴らしい方であった。

 しかし、心に決めた娘(ナンシー)がいるがゆえ、スコットはユージェニー様には指一本たりとて触れることはなかったが、ユージェニー様の思いを受け入れ、その御手を取っていたなら、逆玉の輿に乗ることだってできたろう。

 しかし、手間をかけられ純粋培養された美しい花を摘み取るよりも、野に咲く名もなき可憐な花の元に戻ることをスコットは選んだのだ。

 

 スコットの帰郷に、村は沸き立った。

 皆がスコットの帰りを喜び、まだ日が高く昇っているというのに酒だ、唄だ、踊りだのとお祭り騒ぎになった。

 だが、まだナンシーの姿が見えない。

 スコットはナンシーに一刻も早く、会いたかった。

 離れてから三年、もともと可愛らしかったナンシーはどれほど綺麗になっているだろう?

 蛹が蝶になるように、硬い蕾が花開くように、少女から大人の女性へとなったナンシー。

 早く会いたい。

 早く会って、ナンシーに伝えたい。

 逸るスコットの思いが通じたのか、背後から「スコット……」と自分の名を呼ぶ懐かしくも愛しい声が聞こえた。


 即座にスコットは振り返った。

 そして、0.0001秒で固まった。



※※※



 自分たちの仲は、村では周知の事実だった。

 皆が気を利かせてくれたのか、それとも”二人だけで今後のことをきちんと話あった方が良いと思ったのか”、スコットとナンシーを二人きりにしてくれた。


 綺麗な夕陽が見える丘に、スコットとナンシーは並んで腰を下ろした。

 彼らの背後には、スコットの影とその二倍以上の横幅を保有しているナンシーの影が連なってあった。


 昔はよく、この丘で二人だけで何時間も遊んで話をしたものだ。

 そして、将来の夢も語り合った。

 スコットは勇者に、そしてナンシーは愛する人のお嫁さんになるという夢を。


 スコットは横目でチラリと”ナンシーとは思えないナンシー”を見た。

 声は確かにナンシーだ。

 瞳の色も髪の色も、記憶にあるナンシーのものと同一だ。


 もしかしたら……このとっても大きな人の中に、折れそうなほどに細かったナンシーが入っているんじゃないだろうか?

 だとすると、中にいるナンシーを取り出すための繋ぎ目はどこにあるんだろう?

 こういった場合は、やっぱり背中にあるんだろうか?

 ……と、スコットはグルグルと考えてしまっていた。


 そんなことよりも何か話さなければ、と思ったスコットだが、”ずいぶん太っ……いや、変わったね”という、ついつい口から出てきそうになった言葉はギリギリのところで飲み込むことができた。

 相手が若い女性であること抜きにしても、人に対してストレートに言ってはならないこととそうでないことの区別はつく。

 何よりわずか三年足らずの間に起こった急激な体型の変化は、ナンシー自身が一番良く分かっているだろう。


 沈黙に耐えきれなくなったのか、ナンシーの方から口を開いた。


「スコット……やっと帰ってきてくれたのね。帰ってきてくれて本当にうれしい。ありがとう………あなたは勇者になるという昔からの夢を叶えただけじゃなくて、さらに凛々しく、男らしくなって、なんて素敵に……」


 再び訪れた沈黙。

 ナンシーがスコットの手に自身の手をそっと重ねてきた。

 その湿り具合と熱さにスコットは驚いた。

 若い娘の肌は水気が多いのは分かるも、ナンシーの手は嫌な湿り方をしていた。

 触覚ばかりか、聴覚と嗅覚もナンシーの変化を如実に伝えてくれている。

 フヒューフヒューという呼吸音。

 なぜ、走った後でもないのに呼吸が荒くなっているのか。

 さらには、鼻をつく微かな異臭。

 そのツンとした異臭は、ナンシーの身体から放たれているのは明らかだった。

 ナンシーからこんな臭いが漂ってきたことなんて、今まで一度たりとしてなかったのに。

 まだ汗をかくような季節ではないというのに、ナンシーは汗をかいている。

 発汗だけでなく、これだけ体型が変わってしまったなら、洗浄を含めた自身の体の手入れも満足にできなくなってしまっているに違いない。


「ねえ、私たちの結婚式はいつにする? やっぱり早い方が良いと思うから、来週にでも……」


「え? 待ってくれよ? 俺が結婚しようなんて、いつ言ったの?」


「いやだ、もしかして忘れているの? ここを発つ前にあなたは私にこう言ったじゃない? 『帰ってきたら、結婚しよう』って。私に約束してくれたじゃない」


「いやいや、俺は『結婚しよう』と言った記憶はない。断じてないから。俺は『帰ってきたら、伝えたいことがある』と言ったけれども……」


「もおっ、スコットったら、魔王を倒す旅があまりにも大変だったから記憶違いをしているのね。私にプロポーズしたことすら忘れているなんて……でも、許してあげる。無事に帰ってきてくれただけで、うれしいんだもの」


 双方の記憶が食い違っている?

 いったい、どちらが真実を言っているのか?

 いや、問題はそれだけじゃない。


「あのさ、とっても失礼なことを聞いているのは百も承知だけど、俺がいない間に何があったの?」


「何がって?」


 最初はとぼけたふりをしたが、何について聞かれているのかを理解したナンシーの顔は羞恥で赤く染まり、悔しそうに唇を噛んだ。


「私がこうなったのは、あなたのせいよ」


「俺のせい?」


「そうよ。あなたがいなくなってから、私は寂しかった。寂しいだけなら、まだマシだった……。私はあなたが痛くてつらい思いをしているんじゃないかって、あなたを永遠に失ってしまうんじゃないかって……怖くて苦しくて……っ……その恐怖と苦しさを押し殺すように、口に食べ物を次々と運び続けて……時には眠りながら食べてしまっていて……気づいたら、こんな体になっていたのよ」


 つまりは、ストレスによる過食であったと?

 そして過食の原因を作っていたのは他でもない俺だとも?

 眠りながら食べてしまっていて、と言ったけどそんなこと有り得るの?

 気づいたらこんな体に、とも言ったけれど、目も鼻も肉に埋もれるほど膨れあがるまでに普通、気づかないか?

 周りの人たちにだって、多少は指摘されるだろう?

 それに、俺が必死の思いで戦ったり、なんやかんやしている時に、お前は好き勝手に食べては寝てを繰り返していたってことかいな?

 何も絶食とか、「断ち物」による願掛けをして欲しかったというわけじゃない。

 ただ、俺の不在を免罪符にしないでくれ。

 ……というスコットの心の内を読み取ったか否かは定かではないも、ナンシーはスコットの手をギュギュッと強く握り直してきた。


「私、あなたの良い奥さんになれるように努力するわ。一緒に幸せになりましょうね。あなたの子どもだっていっぱい産んであげる。……あなたの夢は私にとっての夢であったし、私の夢はあなたにとっての夢でもあるのよ。私たちは二人で一人なの。だから、あなたの『伝えたいこと』だって私には分かっていたのよ」


 最後の言葉で思いっきり墓穴を掘ってしまったナンシーだが、それには気づいていないようであった。

 やはり、スコットの記憶の方が正しかった。

 故郷を発った時には、ナンシーにプロポーズをしていなかったということだ。

 さらには、スコットが予定していたナンシーへの正式なプロポーズは保留となり……というよりも、中止だ。

 もはやスコットにはナンシーと結婚する気などなくなってしまったのだから。



※※※



 しつこく引き留めてくるナンシーを振り払うかのように、スコットは自宅へと戻った、というか逃げ込んだ。

 三年ぶりに懐かしい我が家のベッドに横たわったスコットの脳裏に、先ほどまでのナンシーのあまりにも変貌しきった顔と体型、そして必死な表情が蘇ってくる。


 今日、故郷に帰ってくるまで、自分が生涯添い遂げる相手はナンシー以外にいないと思っていた。

 それゆえ、あの優艶なる公爵令嬢・ユージェニー様からの思いだって退けたのだ。

「自分には心に決めた娘が故郷にいるんです」と。

 ユージェニー様は、「そうでしたのね。分かりましたわ……でも、その方が羨ましゅうございます」と、精一杯に涙を堪えた美しい笑顔であっさりと引き下がってくれた。

 

 さらには、スコットは自分は女を外見じゃなくて、ちゃんと中身で選んでいると思っていた。

 女の外見を気にするばかりか、失礼なことに口に出して批評までして、とりわけ美しくて若い女をトロフィーやら何やらの戦利品のように考えている男たちを心の底で軽蔑もしていた。

 ナンシーにしたって、幼馴染として育っていくうちに彼女の中身に惹かれて好きになったわけで、ナンシーが可愛い顔をしていたのは偶然であったのだと。

 ユージェニー様に惹かれたのも、あくまで性格的な美点においてであって、その美しさゆえではなかったと。

 しかし、自身が女を愛する、または惹かれる際に彼女たちの外見が占めているウェイトは大きかったのだと実感せざるを得なかった。

 

 ああなってしまったナンシーとのことはなかったことにしたい。

 この世の中には太った女が嫌いではない、むしろ好きだという者もいるだろうが、自分は生理的に無理なのだ。


 しかし、よくよく考えてみると、正式なプロポーズはしていなくとも、「帰ってきたら、伝えたいことがある」などという思わせぶりな言葉でナンシーを待たせてしまったのは事実なわけで……。

 結果として、約三年で魔王を倒して無事に故郷に帰ってこれたが、もっと長く年数を要することや、そもそもこの故郷に永久に帰れない未来だって想定できたのだ。

 あの時に「帰って来れるかどうか分からない俺のことなんて忘れて、お前はお前で幸せになっていてくれ」と言っていたら、ナンシーにも違った三年間があったのかもしれない。

 村の他の男と結婚し、その男との間に生まれた幼子を腕に抱いて俺の帰りを皆とともに迎えてくれたのかもしれない。

 すべての責任が俺にあるわけではないが、ひとかけらの責任もないわけではないのだと。


 スコットは思う。

 今、自分の手元には多額の報奨金がある。

 世の中、お金が全てではない。

 けれども、お金が大抵のことを解決してくれるのも見てきた。

 誠意はお金で示すことができる。

 多額の慰謝料か手切れ金か、どちらに該当するのかは分からないも、ナンシーにお金を渡して分かってもらおう。

 もう、それしかないのだ。



※※※



 だが、事態はスコットが思い描いていた通りには収まらなかった。

 ナンシーは断固として「あなたは私と結婚するのよ。絶対に絶対に絶対に」「一日でも早く結婚式を挙げましょうよ」と言い続けた。

 スコットが自分の率直な気持ちを分かってもらうために口を開くや否や、耳をふさいで「酷い。酷いわ」「私の夢をあなたは叶えてくれないの?」と泣くばかり。

 さらには周りの者たちに、スコット不在の間に自分がどれだけスコットのことを思っていたのか、”婚約者である自分”に対するスコットの非道な仕打ちを涙ながらに話していた。


 スコットはうんざりしていた。

 三年離れていたとはいえ、ナンシーとは長い付き合いだし、多少、情が強いところがあるのは分かっていた。

 しかし、ナンシーはこんな女だったのか?

 外見だけじゃなくて、性格まで変わった……というより、ナンシーの内部に眠っていた、あまり好ましくない部分までもが露呈してきたように思う。


 スコットを逃すまいと必死というか……愛というより執着だ。 

 もう自分には後がないと言わんばかりに、スコットを追い詰めてくる。

 追い詰め方にしたって、激昂してスコットに掴みかかってきたり、石を投げたり、火を放ったりなんて、直接的なものではなく、ナンシーはあくまでも自分は被害者(事実、被害者なのだろうが)といった立ち位置のまま、自身やスコットの両親含め、村の者たちの同情を買いながら外堀を埋め始め……恥も外聞も構わず、スコットとの結婚に持ち込もうとしているのだ。


 この騒動を目の当たりにした村の者たちの反応の一部をまとめると、以下となる。


「小さい頃から、あんなに仲良しだったのに、ナンシーが激太りしたからって捨てるんだ。サイッテー。勇者の風上にも置けない男ね」


「まあ、責任を取らなきゃならんな。あの娘がまだ細っこかった頃にしっぽりと”いただいた”んだろう? ……え? 一度もしていない?! それは失礼」


「思い切って結婚しちゃえばいいのさ。互いの外見のことなんて、男も女も生活していくうちに気にならなくなるもんだ。あたしと亭主みたいにね、ガハハハッ」


「勇者が一方的に婚約破棄とは外聞が悪いと思わんかね? あんたがただの若い男なら、誰も何も言わんだろうが、あんたは皆の憧れや模範となる存在となったわけだし、叩いて埃が出る身にはならない方がよいかと思うんだが……」


「ねぇん、思い切って他の女との間に子どもでも作ったら、さすがのナンシーも諦めるんじゃない? その他の女の候補をあげるとするなら、私とかどう? させてあげる前に確認したいんだけど、報奨金は全部でいくらもらったのよぉ?」


「皆、好き勝手なことを言っているが、俺はお前の気持ちが分かる。痛いほどにな。なんだかんだいって人生は一度きりだ。気持ちが失せた女に捕まってこれからの人生を棒に振るぐらいなら、夜逃げした方がいいぞ」


 逃げろ、とアドバイスをくれた者も少なからずいた。

 そうだ、逃げよう。そうするしかない。

 それが自分もナンシーも救われる唯一の方法だと、スコットは自分に言い聞かせた。

 夜逃げという事実を突きつけられれば、ナンシーとて諦めもつくだろう。

 身勝手ながらも、後は時間が彼女の心を癒してくれることを祈るばかりだ。


 さて、どこに逃げようか……と考えたスコットの脳裏に真っ先に浮かんだのは、ユージェニー様の美しきかんばせであった。

 最後にお会いしてから久しいゆえ、ユージェニー様は今も都のお屋敷にいるはずだ。

 そして、俺が訪ねて行ったなら、きっと歓迎してくれるだろう、とも。

 しかし、心に決めていたはずの婚約者がデブりにデブっていたうえ、モメにモメていて……結婚する気などもはや完全に失せてしまったので、やっぱりユージェニー様の求愛を受けようと戻ってきました、なんて話は馬鹿にしているのかと思われるだろう。

 そもそもの話、ユージェニー様とは身分違いなわけだ。

 互いに惹かれあいながらも結ばれぬままに終わった恋は、より美しく切ない思い出となって残り続けるであろうが、自分はもう二度とユージェニー様にも会うことはないだろうし、会ってはならない。

 縁がなかった。ただ、それだけのことなのだ、とスコットは思いを振り払った。



※※※



 村全体を巻き起こんだスコットとナンシーの騒動であるが、結果としてスコットではなく、ナンシーの方が先にいなくなってしまった。

 彼女は死んでしまったのだ。

 思い詰めた末の自殺でも、スコットが手を下して彼女の息の根を止めたのでもない。

 彼女の死因は、朝食のパンを喉に詰まらせたことによる窒息死だった。

 スコットはその場に同席していなかったから伝聞でしかないものの、ナンシーの母親の証言では、ナンシーはいつもよりも早いスピードで……まるで生き急ぐかのようにパンを次から次へと口にガツガツと詰め込んでいたという。

 母親が「もっと落ち着いて食べたら」という言葉をかけようとした瞬間、喉を抑えて、椅子代わりにしていた丸太から転がり落ち、悶絶し始めたと……。


 ナンシーの死が悲しくないわけではなかったが、スコットはどこか安堵している自分がいることにも気づいていた。

 なお、彼女から逃れたかったのは事実だが、何もナンシーの死までをも望んだわけではなかったのだ。


 ナンシーの葬儀も終わり、しばらくしてスコットは旅に出ることにした。

 目的や行先は定めず、ただ気の向くままに、足の向くままに歩いていく旅だ。



※※※



 勇者、故郷を旅立つ。

 村の者たちから見送られ、スコットは故郷を後にした。


 少しばかり歩いた後、スコットは故郷を展望できる高台へと辿り着いた。

 憂愁に閉ざされたスコットは、かつてあれほど愛していた娘が生きていた故郷を見下ろした。

 スコットの脳裏に思い出されるナンシーは、かつてのナンシーの姿をしていた。

 もしかしたら、三年前のあの日に自分はナンシーと永遠の別れをしていたのかもしれない。

 あの日に自分たちの恋は終わっていたのかもしれない。


 魔王と倒すという苦難と重圧の中にあったスコットの希望の光であった娘。

 生涯添い遂げるのは絶対にこいつしかいないと思っていたはずの娘。

 その娘とあんな別れ方をしたうえに、自分は再び故郷を発つことになるなんて、想像だにしていなかった。

 

 ナンシー、とスコットは思わず彼女の名前を呟いていた。

 返ってくるのは、ただ風ばかりであった。



(完)

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