第68詩「振り子」こころ
振り子がゆれる 時計の秒針と共に
私はまだここにいるのに
あなたは私を置いて行ってしまう
どんなに息を切らして追いかけても
私を置いて行ってしまうのね
お願いまた会いたいの 切ない願い抱きしめても
私は、私はあなたと同じ人でいたいの
人としての権利が欲しい
振り子がゆれる 時計の秒針と共に
秒針と同じように私もあなたと歩幅が重なる時が来るのかな
我慢なんてもうしたくないの もう何も考えないでさけびたい
私だって、私だってあなたと同じ人なんだとさけびたい
秒針のように規則的に生きているだけの時計にはなりたくないよ
いいでしょ?私だってあなたと歩きたいんだよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます