第4詩「くまの子と三日月」ほのぼの詩

 赤い屋根の可愛いお家の窓を開けて

 マシュマロ色のくまの子が空を見上げる。


 夜空には、三日月が出ていて……

 あーあ、あのクロワッサンみたいな

 お月様にはちみつをたっぷりかけて、食べてみたいなあ。


 くまの子はペロリと舌なめずりをした。

 三日月は食べられてはかなわないと、雲に隠れてしまったよ。


 残念がるくまに、ママは夕食に野菜たっぷりのチキンシチューと

 クロワッサンのはちみつがけを作ってくれた。


 くまの子は喜んで、パパとママと食卓を囲んで

 甘~くておいしいはちみつたっぷりの

 クロワッサンとシチューをぱくつき、お腹いっぱいになった。


 でも、あのお月様も食べてみたかったなあ。

 ベッドで眠るくまは、夢を見た。


 大きな月にはちみつをかけて食べる夢を。

 さあ、念願のお味はどうだったんでしょうね。

 それはくまのみぞ知る、そんなお話だよ。


 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 こちらの詩には、小説があります。


「くまの子と三日月」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330658249250249


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る