🎬ラブレター パイラン
🎬浅田次郎の短編集「鉄道員」の中にある一作が原作です。日本でも作られていて以前見た記憶があるのですが、今回は韓国版。正式タイトルはそのまま「パイラン」です。これは中国人女性の名前。
🎬原作ではこの女性が金のために籍を入れた偽装結婚のような形で会ったこともない旦那に宛てた手紙で語りかけ女性の生き様などはあまり描かれていません。しかし、本作ではどのように生活をしていたのかというところまで描かれているんですよ。いつか写真でしか見たことのない旦那さんに会いたい。そう思いながら真面目に仕事をしている。
🎬一方、旦那はチンピラまがいの生活を続けていて、その対比のようなものがあまりにも凄まじい。会わなかったからこそのドラマもありますけどね。二人がもっと早く会っていれば違った人生になるんじゃないかと思うと辛くて堪りません。小説よりむしろ映画の方がジーンと来てしまった。お勧めしたい映画でしょうね。
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