第4話 2024 01 26
大寒波が日本列島を襲っています。CO2で気温上昇なんてやってますが、やっぱり冬は寒い。瀬戸内海は温暖だと云いますが、冬は寒いのであります。東北とか北海道の映像見たら、それだけで震えてきます。私は、寒いのが嫌いです。どちらかと云うと冬よりも夏の方が好きです。無論、春と秋は好きですね。今日は、散歩をしたのですが、家から500メートルで挫折。Uターンで家まで帰りました。
DWさんの事(その16)
DWさんに最後に会ったのは、今治から松山の電車(当時はジーゼル汽車)でした。DWさんは墓参りの帰省でした。私は、愛媛県庁の試験の最終面接で松山まで行ったのです。その頃は今治~松山まで一時間余りでしたので色々な話をできたのです。
最後に、私は「奥さんは、美人だったんでしょう?」
DWさん「婆になってるで。そんでも上海の頃はそこそこやったな。金も要ったしな」
私「歌とかダンスも上手でした?」
DWさん「婆のダンスはもうええわ。それでも歌は年とってもうまいわ。一応、昔はプロやったしな」
松山駅で別れました。DWさんは、「面接頑張れよ」と声をかけて手を振りました。それが最後でした。後で聞いた話ですけど、癌があって余命二年とか云われていたようで、最後の帰郷だったのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます