真赤な太陽 炎のリンゴ飴
真赤な太陽 炎のリンゴ飴
「りんご飴はいかがですか?」
「あぁっ、💢何だ、てめぇ、」
「ただのりんご飴を売ってる、店主です。」
「何だ、その余裕そうな顔」
「そんな顔してましたか?すみませんね。」
「もっと、誠意ってもんを持って謝罪しろよ。何だ、その顔。」
「あっ、また、顔に出てましたか。私、気持ちが、顔に出やすいんですよ。ちなみに今の表情の気持ちは、迷惑だな。さっさっと、どいてくれないかな。です。」
「喧嘩売ってんのか、てめえ。💢」
「いえ、売っってませんよ。」
「どこからどう見ても、喧嘩売ってるだろ」
「いや、それって、貴方の考えですよね。これは当たり前ですけど、人によって考えが違うのは、当たり前。全世界の一人ひとりに聞いて、果たして全員が貴方の考えに賛成するのでしょうか。」
「もう我慢ならねぇ。」
「暴走族の皆さんは、これだから嫌ですねぇ。」
「他の奴らと俺を同じにするんじゃねぇ。女だからって容赦はしねぇぞ。」
「えぇ、容赦しなくて結構です。どうせ負けるのは貴方ですし。」
「その余裕そうな顔が嫌なんだよ」
「警察に電話しましょうか。そろそろ」
「なら、警察に電話できないように、携帯壊してやるよ。」
「はあ、めんどくさくなってきましたね。」
「ところで貴方どこの暴走族さんなんですか?」
「あ?俺か?俺は〇〇だ。」
「そうですか。ところで、りんご飴入りませんか?」
「いや、舐めてんのか。ところでりんご飴って」
「いや舐めてませんよ。元から、私はりんご飴を売りに来たんだし。」
「まぁ、いいや。俺を負かせれたら、りんご飴を買って食ってやるよ。」
「それなら、私が買ったら、それ+見習いになってください。あと、りんご飴は赤ね。」
「おうよ。お前が勝ったらな。」
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