2024.10.27(日)
2024.10.27(日)
日が替ってすぐに彼女に〈ハッピーバースデイ〉の歌を歌ってもらえた。読書週間初日かつ活字の日である10月27日。書き手としてはとてもうれしい日に誕生日が当たっている。
歌のあと、彼女がプレゼントをくれた。料理をよくする私に、ゾーリンゲンの包丁研ぎを贈ってくれた。以前からわたしが鈍らの包丁で調理しているといっていたのを覚えていて、今回プレゼントにしてくれたのだった。これから作る料理にも野菜や肉魚の切れ味を実感するごとに、ありがとうという彼女への感謝の気持ちが沸き起こってくると思う。機会としてはわずかだけど、彼女に料理を作るときには毎回満足してもらえるように(野球のたとえはちょっとあれだけど)、一投入魂でやって行こうと意識が高まってきた。
また時間をかけて描いてくれた誕生日用イラストも贈ってくれる。コードネーム〈二度目の誕生日祝い――きょうは王冠を被って〉。いつもいい顔の二人を描いてくれるから彼女のイラストが好きだ。ありがとう🥰
そしてラブレターを受け取る。
さらに彼女の母子手帳をわたしに託そうとしてくれたけれど、これはきわめて個人的で大切かつ重要なものだから彼女が持っておくべきと思い、中身を見せてもらったうえで返却した。かけがえのないものだからこそ、わたし自身も責任をもって保持し続けられるとも限らず。なのでこれは彼女が持つべきとの判断に至った。
その後、わちゃわちゃしたあとに就寝。
6時過ぎ起床。7時過ぎ、昨夜仕込んでおいたフレンチトーストを焼いて、オレンジキャラメリゼと〈レディボーゲン バニラアイス〉を付け合わせに食した。ほかに挽いた珈琲も淹れる。今回は抽出するのに泡をかなり入れてしまったのでえぐみが出てしまった。失敗💦
9時半、彼女も一緒に買い物に向かう。
彼女の住む地域と寒暖差があるため、一枚羽織るものをということで商業施設でカーディガンを購入。わたしがこれがいいという色をすすんで買ってくれた。ありがとう。そして100円ショップでレターセットや仕事に使用する小物類を購入。彼女もレターセットを購入していたので、今後、今日購入したレターセットが互いのラブレター✉❤にお目見えするようになるでしょう、きっと。
そして彼女に振舞う料理の食材をさっと購入し、レジを済ませる。
帰宅後、お昼ごはんにオムライスとオニオンスープを作ることにする。
オムライスは真ん中でぱかっと割れてくれるタイプにしてみたけれど、火入れ ⇨ 盛り付けから時間を置いてしまい、固めに仕上がってしまう。玉子自体はとろとろだったので味に問題はなく、それは不幸中の幸いだった。
オニオンスープは色付け過ぎて甘味よりも苦みが勝っていたのは、やや失敗。もうすこし焼きを甘くするか、あるいは砂糖等で甘味添加するのもありだったかもしれない。
でも振舞った彼女がどちらも気に入ってくれたのでよかった。
そして前回来たときに彼女が面白かったというので、布団の上で二人で相撲遊びをした。またスローで転倒させると彼女が受けていた。かなり気に入ったようだった。
たぶん次回も開催されそうだ。
その後、近くのコンビニまで散歩する。彼女と手を繋いで他に通行人のいない道をてくてくと約2km。わたし自身、仕事終わりに頻繁に立ち寄るコンビニ。買い物のあと、彼女と外でゆっくりしていると、そこに同じ仕事場にいる先輩に遭遇。「彼女です」と紹介。ホットスナックの限定品もひとつ購入して、その場で食す。わたしが四個半、彼女が一個の半分だけ。食後、しばらくして同じ道を歩いて帰宅。
途中、北海道にはない竹に彼女のテンションが上がる。また、花期を終えたあとに茎だけになった彼岸花を観て、彼女が驚いていた。こんなに群生しているのかと。今度は彼岸花が咲く時期に見に来てもらいたいな。
気になった状態の、またまだ青々としたみかんの木も何本も観ることが出来て、それも彼女が喜んでくれた。
また、新幹線の見えるスポットで待機。
東海道本線のみならず、新幹線自体生涯一度も見たことがないらしい。
10分も待てばかならず1本は通るはずだから少し待つ。予想通り、5分ほどで下りの新幹線が通過。あいかわらず16両編成が一瞬で通り抜ける。彼女もちらっとその姿を見られたようで、人生初の新幹線との遭遇に感動してくれた。しかし、早すぎてどんな姿だったのかはわからなかったらしい。ただ尾っぽの方が低くすぼまっているのはわかってくれたみたいで、たぶんそれは〈のぞみ〉だったんじゃないかと予想した。
とにかく彼女に観てもらうことが出来てよかった。
家に近くなって、家の田圃で刈入れ後の田圃の中に入る。そこに生えているひこばえを彼女が持って帰りたいというので、もちろん喜んで承諾。株本から一本抜いて手渡す。
帰宅後、彼女に全身をマッサージしてもらう。体が軽くなる。
そして入浴前にSwitchで『ソリティ馬』を遊ぶ。初戦は勝つも、二戦目は一着を逃す。ちょっとレベルの低い争いをしてしまったらしい。次のレースで結果が出なければ二歳馬のGⅠを逃すことになる。場所取りをちゃんと考えて再起を図ろう。ソリティ馬。彼女も興味を持ってくれたようだった。
その後、入浴。彼女を待つ間、『デッドセルズ』をプレイ。
彼女のあがるのをまって、彼女の髪の毛を乾かす。
そして晩御飯に。
晩御飯は合挽きハンバーグとにんじんのグラッセ、茹でブロッコリー。そしてジャガイモのグラタン。つなぎを入れないジャガイモのグラタンときいて心配になったらしいけど、出来上がりを見せるとすぐに気に入ってもらえた。ニンニクの香りもよかったようだ。塩コショウと牛乳のみ。これでけっこういい味になってくれる。以前からよく作っている料理。ハンバーグ、グラッセも気に入ってもらえた。これは今回は成功だったということでいいかもしれない。内心、ほっとする。
その後、筒井さんはじめいろいろ動画を見ながら22時過ぎになって、彼女が購入してくれたケーキを食すことに。ろうそくを立ててくれて、ハッピーバースデイを歌ってもらい、赤黒のネコ型ムースを一緒に食べ、マロンクリームのタルトも四分の一ずつ頬張る。両親にも四分の一ずつおすそ分けした。
そして日が替りかけるころに日記を書きはじめる。
書き終えるともう日が替っていた。
振り返ってみると、こんなに気持ちの満たされた、嬉しい誕生日は初めてだったかもしれない。彼女がいるだけでぜんぜん違って見えるんだなと改めて感じさせられた。ありがとうね💕
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