2024.10.19(土)

2024.10.19(土)


 日が替って遅めの晩御飯を作る。今回も先日に引き続き、鍋物にした。前回同様、昨シーズンに購入した鍋つゆの素を使用。消費期限は2024年7月。チゲ味。材料は、鶏もも・白菜・ニンジン・エノキ・油揚げ。できた料理を持って部屋に戻ると時刻は0時50分。直前に気づいたけれど、『らんま1/2』の第二話の放送開始時刻が1時11分。そのため、この晩御飯は早食い選手権に様変わりしてしまった。彼女にもその旨を伝える。

 彼女のほうは、鰹のお刺身(同じく買ってあったブリの冊は家族に食べられてしまったらしかった。悲しい💦)・野菜とわかめのサラダ・白米・爽健美茶。

 わたしの方は、とにかく片手鍋から具材を引き出しては食べ、引き出しては食べ、なんとか1時05分に食べ終わる。そのまま、これも賞味期限切れの〈サッポロ一番 塩ラーメン〉の麵だけを取り出し、キッチンで茹で、〆のラーメンとして食すことにした。残ったスープに麵を入れて茹で、その後、だしを玉子スープにして麺と和える。


 そうするうち、テレビでは『らんま1/2』の放送が始まる。(読売テレビ)

 第二話は記憶していた通り、乱馬の初登校回だった。オリジナル版を観ていたときには気づかなかったが、実は東風先生はかなり腕の立つ人だったんだと知る。あかねは東風先生に憧れているけれど、東風先生は天道家長女のかすみが好き。初恋は実らないというやつだなと当時子供ながらに思っていた。

 そして癖アリキャラの「九能帯刀(くのう・たてわき)」登場。あかねに懸想しつつ、女乱馬も見初める。本人はまじめなつもりで実際かなりバカなキャラになっている九能を、次女のなびきがクールにいなすシーンはツボに入った。

『うる星やつら』のリメイクもそうだったけど、昭和というか平成初期というか、当時のテイストをちゃんと残してくれているのがポイント高し。当時視聴した人の中でこのリメイクを観ている人はどの程度いるのだろうね。

 関西の地上波でこの二話が放送されるタイミングで、彼女もNetflixで同じ第二話を視聴してくれた。

 部屋に戻ると、VCで「(わたしは)なびきがいいなあ」という言葉を彼女からいただいた。

 彼女の性格だとその言葉もわかる気がする。わたしは三姉妹よりもむしろシャンプー派なのだが、三姉妹の中ではたぶんあかねの性格が一番のれる。乱馬に対するあかねの性格が、「シンジのばか」といっていたアスカに近いからだと思う。とにかくうちにこもるより、がつんがつんと言ってくれる方がいい。内心はともあれ、とにかくちゃんと声に出して物を言うキャラの方が好感度が高い。


 2時、動画〈【ぼくらの国会・第821回】ニュースの尻尾「超リベラル?議員が『日本の国体を護る』と青山に」〉を視聴する。リベラルとされている議員からも「国体」という言葉が出てくる。人を安直に分類しただけで満足してしまっては、本質が見えなくなるという意味を考えさせられた。ちなみにうちの選挙区の、ある立候補者は、財務系列だからどうしてもその後ろの財務省のことを思ってしまう。これもひとつの分類、レッテルなんだろうか。どのように見直せばいいのか。小選挙区だからというのもあるかもしれないけど、数少ない候補者の中から一人を選べというのがそもそも無理な話。誰に入れても地雷な気がしてしまう。白紙票にした方がいいかと迷い続けている。


 2時半過ぎ、彼女と一緒に『コア・キーパー』に入る。プレイはシェアスクリーンで見て貰っていたから、基本的な操作は彼女も把握している。これまでに貯めた物資をおすそ分けして、一緒に素材集めを何度かして遊んだ。釣り上げた宝箱の中に入っていたマスケット銃が現時点でかなり有能。リロードに時間がかかるけれど、当たれば220~250ダメージくらい入るのが嬉しい。雑魚敵は一撃で沈んでくれる。大きなキノコは三度ほど撃たなければ沈まないけど。ただし隣のバイオームを徘徊する敵は遠距離から魔法攻撃もしてくるのでいまは手を出さないのが吉か。ちゃんと装備を整えてから再挑戦だなと。今回は砂ブロックをガラスに変えるところまでやって終了。彼女も多くの砂ブロックを集めるために遠征してくれた(ありがとう♪)


 その後、ゲームを替えて『アイスボーン』に入る。もちろん彼女と共闘。

 一戦目は闘技場のオドガロン戦。

 二戦目は調査クエストのオドガロン戦。

 目的はオドガロンの討伐でドロップ確定の「滋養エキス」の入手。鬼人・硬化薬のグレート版を作るのに必要なアイテム。

 しばらくこれを集めるために集中的にオドガロンを相手にしようということになった。

 だいたい一クエストで2~4個の滋養エキスが入手可能。地道に集めよう。


 その後、おやつの時間に。

 わたしが〈カルビー ポテトチップス うすしお味〉と〈プレミアムモルツ 涼の音エール〉。彼女が〈ローソン さつま芋けんぴ〉。


 その後、朝ごはんに。

 彼女は〈ブレンディ 紅茶オレ〉にドーナツ、わたしが作りおいていた牛肉としめじのしぐれ煮(というかすき焼き味)と、自衛隊の部隊飯のレトルトごはん2パック分。(なかなかのボリュームになりました。)


 食事中、動画〈【公式】武田邦彦の「ホントの話。」第172回 国民が望んだ大東亜戦争 BRICS首脳会議開催 サツマイモ世界を救う 太陽あと80億年?〉を視聴する。朝日新聞と国民世論が先の戦争に踏み込んでいく原因になったという話。これを戦後、軍人が悪かった、軍国主義が悪だったという風にしてスケープゴートにしたということ。この話にはかなりの説得性があるように感じられた。


 7時半。動画を途中まで視聴して、その後、眠ることに。目覚ましは一応6時にセットするも目標としては目が覚めるまで寝続けるというもの。結局3時過ぎまでぐっすり。


 起床後、彼女に声掛け。起きて本を読むことにする。わたしは加藤典洋『村上春樹の世界』(講談社文芸文庫)の「ノルウェイの森」批評の章に入る。彼女は青山さんの『反回想』のつづき。

 ノルウェイの森自体、わたしは二度しか読まなかったけれどこんな話だったのかと思うところもあった。主人公が自分の心にあることをちゃんと捉え直すことなく、ずるずると直子とも関係をつづけていた。しかしはじめから主人公は緑のことを好きでいた。他者に対し、自分の本心を隠すのみならず、自分ですら、自分の本心から隠れ離れていて、主人公の性格はその全容を捉えることがきわめて困難である。「なんとなく」というか、「実際、どうということもなく」、「なにがなにやら」といった態度であるとも受け止められ、この主体性のなさこそが、当時からの現代日本の若者の正体と示されれば、そうかもしれないと思える面は強くあり。

 もうひとつは『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』論。これは安部公房の『方舟さくら丸』のテーマを例証として取り出してきて比較しながら論が進められた。これを読みながら大江さんの『洪水はわが魂に及び』との関連性もまた思いだされた。『方舟さくら丸』はいつかちゃんと読んでみたい。


 その後、わたしは安部公房『燃えつきた地図』(新潮文庫)を読み始める。依頼人の弟が亡くなり、その通夜に臨席する探偵(主人公)。亡くなった弟と、依頼人の配偶者(夫)とはどんな関係性であったのか。話が進めば進むほど、だんだんとややこしくなってゆく。若い子たちを男娼にして春をひさぐ駒として抱え込んでいたという話。組事務所との関係性も問われだした。約400ページ中、現在250ページ。依頼人である奥さんの性格もどこか普通ではない。社会の暗部が描かれていると捉えながら終始読み進める読書となっている。


 そしてお風呂の前に家族が茹でておいた黒豆の枝豆をいただく。


 その後、入浴。

 6時前、日記書き。


 落ち着いてからいくつか動画を視聴する。STG『ガンバード』のプレイ動画を見てから、筒井さんの動画〈妻と娘がママ友宅へ遊びに行くのでオードブル作ってモテまくる〉を視聴。出来上がった料理は揚げ物過多で全体に茶色だったけど、美味しいのはわかる。専用のオードブル用プラ容器まで用意されているところに本気度を感じた。留守番の筒井さんはペヤングの上に残った具材をトッピングしていた。気絶部をやるつもりだなと把握。さすが。

 そして動画〈【ぼくらの国会・第822回】ニュースの尻尾「総選挙 財務省の二股支配」〉を視聴。自民が勝っても野党が勝っても結局どちらも財務省が手を伸ばしているから同じことになる。八方ふさがり。

 それからチャンネル桜の〈【Front Japan 桜】文学少年による経済分析 / シンギュラリティ幻想に騙されるな[桜R5/2/3]〉を視聴。キャスターは森永康平さん、浜崎洋介さんのお二方。世間が、AI万能説はどこかおかしいぞと気づけないのはまずいと思う。ディープラーニングの延長にあるのはビッグデータからの抽出でしかない。AIは自身で考えていない。インプットしたものをアウトプットするだけ。それは機械的手順でしかない。

 

 その後、彼女から貰った日本酒〈大雪の蔵〉を一杯と、同じく貰い物の〈江戸屋 ソフト帆立醤油漬〉をいただく。

 飲みやすくて甘みも感じられるいい日本酒だった。


 そしてまた『アイスボーン』で彼女と一狩り。

 相手はオドガロン。15分04秒で捕獲。

 エキスは4個入手。上々。


 10時半、晩御飯づくり。

 晩御飯は、孤独のグルメの影響で食べたかったとんかつを採用。そして豆腐とわかめのお味噌汁、柴漬け、長芋とろろ、白米。

 彼女が、ウインナーに、野菜サラダ、冷ややっこ(ポン酢)、爽健美茶。


 食事中、彼女の方では霰(あられ)が降り出したらしく、わたしが「もう冬だ!」というと、「まだだよ」といわれてしまった。「最高気温が氷点下になってからが冬」、あるいは「雪が地表を覆うようになったら冬」といわれた。「最高気温が氷点下になったら冬」を採用すると、こちらは年間通じて冬が一日もない年もありえる💦 

 さすが北国の冬は厳しい。「こっちの冬はヌルゲーだね」といったら彼女も笑っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る